遺品整理においてはご依頼者様の状態においては電話から「ヒアリング」をさせていただき
見積もりに臨む場合もあります。
その中で知りたいのは大まかには2つです。
お亡くなりになられた故人様の宗教宗旨です。
故人様が、何教で宗旨は何か?
例えば、仏教で真言宗であれば、線香の立て方(逆三角形に3本)仏様に失礼のないように礼節作法をわきまえて、
見積もりに伺います。
もう一つは、ご遺族様のグリーフワークの段階(悲嘆)を感じ取ることです。
これにより、ヒアリングの方法が変わります。
もう1度1から伝えるのが辛い、といった悲嘆の状態であれば特にグリーフワークサポートをさせていただきます。
大切な人を失った悲しみは他人に解ることはできませんが、読み取ることはできます。
私たちも「プロの遺族」にならなければできない、それが遺品整理です。
少しでも協力をさせていただきたいからこそ故人様のことを教えていただきます。
そして、思い出の品を探すお手伝いをさせてください。
故人様のためにも1つでも多くのご遺品を探し出します。
本日もお見積に1件伺わさせていただきました。
故人様からすればかわいいお孫さんがおられ、この子たちが大きくなっても
おばあちゃんの思い出話ができるために、おばあちゃんが手作りで作られていた
品を、この子たちが大きくなっても次世代へと紡ぎ繋げていきたい。
大きくなっても少しでもおばあちゃんのことを忘れないように。
豆知識から遺品整理人の思いを今回は載せましたが、
今後とも頑張っていきます。