大切な人がお亡くなりになられた後、多くの方は「遺品整理」をご依頼されていると思います。
しかし、遺品整理の言葉の意味をご存知でしょうか。
実はこのように遺品整理という言葉は生まれました。
遺品整理という言葉が誕生したのは2002年です。
大阪の某引っ越し業者が名付けの親となりました。
なぜ、遺品整理なのか。
2002年まで、遺品整理という言葉は「遺品処分・遺品処理」だったんです。
その「処理や処分」という言葉の響きが悪いということで「整理」に変えたのがはじまりです。
皆様は、「遺品整理」を一つの言葉として認識されていませんか?
違いますよね。2つの言葉が含まれています。
「① 遺品」と「② 整理」です。
①の遺品は遺された品です。
では②の「整理」とは何なのでしょう。
実は「整理」という言葉の多くは「捨てる」ということなんです。
「処理、処分」を変換して「整理」と聴こえよくしたのです。
皆様は「整頓」の方が頭をよぎっていませんでしたか?
「整理整頓」、これも2つの言葉があります。「整理と整頓」
しかし、整理をするだけでは大切なご家族様のご遺品を「供養」
できるでしょうか?
「供養します」と言われてもそれはあまりに事務的です。
遺品を大切に仕分けし供養をすること、
これが「遺品供養」なのです。
家財や装飾品にも想い出はたくさん詰まっています。
しっかりと「遺品整理」の先にある「遺品供養」をしましょう。
この知識があるのも「遺品供養士」の魅力の1つです。
最初の電話の応対一つで、業者の色はわかります。
故人様の最後のお引越しを「供養」の心で一緒に
してみませんか?
それが遺品供養です。