2022年3月30日
今回のご依頼さまはお客様のお体が不自由になってしまいゴミの処分が難しくなってしまっていたところ、ご近隣さまからも苦情が来てしまったため、大家様からは月末までに片付けてくれないと強制退去して下さいと言われてしまったので急ぎでお願いできませんか?とご相談があり、お請けさせていただきました。
コンテンツ
ゴミがたまることによる問題点
ゴミが溜まることによって、臭気が強くなったり湿度が高くなりカビや暗い所を好むゴキブリ、蜘蛛、その他の虫が繁殖したりすることで不衛生になり、健康被害,ほこりや漏電による電気火災を引き起こし時に家屋の倒壊の恐れもあり大変危険です。
室内も濡れた状態になることでシロアリなどにより床が腐ったりするので建物の為にもよくありません。
生ごみなどからウジ虫が寄り付きハエが大量発生することも珍しくありません。
ほこりによる火災=トラッキング現象とは
総務省消防庁に詳しく紹介されているのでご参照ください。
ネズミなどの動物による火災
その他にもネズミがコンセントをかじって火災がおきてしまう事例も多くあります。
火災は一瞬で全てのモノを失ってしまいます。
さらに、近隣住宅への延焼や煤(スス)や臭いの影響も引き起こしてしまう可能性があります。
家屋崩壊へのリスクも高くなります
湿気により床が抜け落ちてしまったり、
シロアリが発生し、基礎や柱などを・・
施工前の状況



ごみは高い所では天井まで届いており、その中で生活していたために踏みつぶされて硬くなっていました。
状態としては濡れていたり、油がこぼれていたり、足が悪くなり「糞尿」を室内で直接したり、多くはペットボトルに尿をためているケースも多くあります。
虫も繁殖している状態で、これは綺麗にしてあげなければ!とスタッフ一同気合が入りました。
消毒作業

室内はカビや雑菌、埃がまっていましたので、作業前にまずはスタッフの健康被害防止のためにも、最初に消毒作業を致しました。
さらに怖い健康被害も!
1番怖い健康被害は”癌(ガン)”です。
ゴミの中には必ずと言っても良いほど、お弁当の食べかすが落ちています。
お弁当には添加物や防腐剤が使われています。
そればかりを食べているのも危険ですが
それが揮発し空気中に漂っている状態になっています。
この中での生活を続けていくお客様のお体が1番心配です。
安心して生活していただけるよう適切にしっかりとした消毒作業を行わせていただきます。
分別作業状況




今回の分別作業はゴミが生活していたことで潰れていたので、作業は潰れたゴミを掘り出すところから始めました。
掘り出したごみは横浜市の分別表を確認しまして分別作業を進めました。
ゴミを取り出していくと貴重品や写真、お金などが出てきましたので、汚さないように貴重品置き場を設置し保管致しました。
オゾンによる消臭、消毒作業

オゾンショックトリートメント法による強力な酸化分解により、室内の雑菌や臭いを破壊することで、消臭と除菌を致しました
ゴミの搬出と簡易清掃が完了致しました。




ゴミの搬出と簡易清掃が終わりましたが、床板の木が腐ってしまい傷んでいたので清掃しても綺麗にはなりませんでした。
お客様もゴミが多かったので毎日心配していましたが、一日ずつゴミが無くなっていくのを毎日確認してくださったので、安心されて納品することができました。
そして大きな喜びのお言葉をいただけました。
ゴミの片付けに困りましたら、ラスティックまでお気軽にご連絡下さい。
施工担当者:渡邊見一
ゴミ屋敷片付け実績
ゴミ屋敷の片付け、清掃は過去700件を上回ります。
1Kアパートから大きな庄屋の家(納屋、蔵、倉庫、庭)まで
ゴミで溢れているお宅もありましたがご近隣の目を配慮し、臭い
もなるべく外に漏らすことのないようにするのがゴミ屋敷片付けの
ポイントです。