2021年10月16日
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岡山の北部にあたる津山市のあるお寺で遺品整理をさせていただきました。
最近ではファストフードやファストファッションなど、モノを短いスパンで消費していく事が当たり前のようになって来ています。つまりこれはモノに対する思い入れが少なくなっていると言えるのではないでしょうか。それは生産者側にも言える事です。
遺品整理の世界でも同様の流れを感じます。この度、遺品整理をさせていただいたお客様も以前は関西圏に住まわれていて、そこで親類を亡くした時にした遺品整理では不要品回収かの如く御遺品を持ち出された、と寂しげに言われていました。
御遺品はゴミでもなければ不要品ではない。
本棚の本や書物、衣類など私共はいつもの様に御遺品の仕分けをしているのですが、お客様から「こんなに丁寧にしていただけるなんて思ってなかった」とお褒めの言葉も頂戴しました。私共は遺された品物の中から亡くなられた方が何がお好きだったか、何を大切にされていたかを整理しながら感じ取りお客様にその想い出を受け継ぐという事を大事にしております
この度の遺品整理ではお部屋の中の棚も整理の対象となっていました。工具を使って分解させていただきながらお客様からお話しを伺ったのですが、お寺の敷地から伐り出した木を乾燥、製材して棚を作っていたそうです。
設置してから20年程度経過しているそうですが、とても綺麗で且つ、作りもとても頑丈な設計となっていて分解には少々力が要りましたが「何年でももつように作ったんですね」とお客様と談笑も弾みました。
増改築でこの後、工事されるとしても丁寧に分解作業をしていきます。
この後も、御遺品の整理を進めていきます。
最後に掃き掃除と薬品での床面と壁面の清掃をしてお引渡しとさせて頂きました。
選んで良かったと思われる遺品整理をこれからも続ける。
人生に何回もない御遺品の整理ですから、お客様はどこの業者でされるかを真剣に探されると思います。それ故に御遺品を丁寧に扱い、亡くなられた方やご遺族の方のバックグランドを想像出来る業者を選びたいですね。
遺品整理でお悩みの際はラスティックにお気軽にお問合せください。
岡山、津山、倉敷、総社、吉備を中心に、静岡支店では、静岡、神奈川、沼津、浜松から多くお問合せをいただいております。
施工担当者 山本圭胤