特殊清掃業者では2024年6月現在、特許を取得している会社は非常に少ない状況です。
その理由としては、他社のホームページを見て真似たり、SNSで同業者とつながり施工方法を
聞いたり、YouTubeを観て真似をしてみたりと、向上心がないまま2010年頃(特殊清掃が増え始めた時期)から、大きく進歩のないまま今までやってきました。
変わったといえば薬剤くらいです。
そこでラスティックはこの度、代表理事を務めている遺品整理総合相談窓口協同組合で
特許の取得に踏み出しました。
コンテンツ
特殊清掃全般で使える消臭、除菌の特許
【発明の名称】建物内の異臭の除去方法
【請求項1】 建物内の異臭領域を消毒する第1の工程と、 前記異臭領域の異臭源を除去する第2の工程と、 前記異臭源が除去された箇所を樹脂塗料で被覆する第3の工程と、 前記異臭領域にヒドロキシルラジカルで燻蒸する第4の工程とを含むことを特徴とする 建物内の異臭の除去方法。
【請求項2】 請求項1に記載の建物内の異臭の除去方法において、 前記第4の工程を、前記第1の工程と前記第2の工程の間に移動することを特徴とする 建物内の異臭の除去方法。
【請求項3】 請求項1又は2に記載の建物内の異臭の除去方法において、 前記異臭源が前記建物の構造物内に染み込んでいる場合、 前記第2の工程と前記第3の工程の間に 前記構造物を解体して前記構造物内に染み込んでいる前記異臭源を露出させる第5の工 程と、 露出した前記異臭源を除去する第6の工程とを含むことを特徴とする建物内の異臭の除 去方法。
【請求項4】 請求項3に記載の建物内の異臭の除去方法において、 前記第2の工程又は前記第6の工程が、前記異臭源が付着していた家財を密封梱包又は 搬出する工程を含むことを特徴とする建物内の異臭の除去方法。
この度取得した2度目の特殊清掃特許技術
【請求項1】 建物内又は乗物内の異臭領域を消毒する第1の工程と、 前記異臭領域の異臭源を研磨及び/又は洗浄により除去する第2の工程と、 前記異臭領域にヒドロキシルラジカル発生器(但し、前記ヒドロキシルラジカル発生器 は、オゾンガス発生装置によりオゾンを発生させ、空間に送出し、空間内の水分との反応 によりヒドロキシルラジカルを生成するものを含まない)を用いて生成させたヒドロキシ ルラジカルで燻蒸する第3の工程とを含み、 前記第1の工程~前記第3の工程を記載の順に行うことを特徴とする建物内又は乗物内 の異臭の除去方法。
【請求項2】 請求項1に記載された建物内又は乗物内の異臭の除去方法において、 前記異臭領域において前記第3の工程と並行して別の作業を行うことを特徴とする建物 内又は乗物内の異臭の除去方法。
【請求項3】 請求項1又は2に記載された建物内又は乗物内の異臭の除去方法において、 前記異臭源が除去された箇所を樹脂塗料で被覆する第4の工程をさらに含み、 前記第4の工程を、前記第3の工程の後に行うか、又は、前記第2の工程の後、かつ、 前記第3の工程の前に行うことを特徴とする建物内又は乗物内の異臭の除去方法。
【請求項4】 建物内又は乗物内の異臭領域を消毒する第1の工程と、 前記異臭領域の異臭源を研磨及び/又は洗浄により除去する第2の工程と、 前記異臭領域にヒドロキシルラジカル発生器(但し、前記ヒドロキシルラジカル発生器 は、オゾンガス発生装置によりオゾンを発生させ、空間に送出し、空間内の水分との反応 によりヒドロキシルラジカルを生成するものを含まない)を用いて生成させたヒドロキシ ルラジカルで燻蒸する第3の工程とを含み、 前記第1の工程~前記第3の工程を、前記第1の工程、前記第3の工程、前記第2の工 程の順、又は、前記第3の工程、前記第1の工程、前記第2の工程の順に行うことを特徴 とする建物内又は乗物内の異臭の除去方法。
【請求項5】 請求項4に記載された建物内又は乗物内の異臭の除去方法において、 前記異臭領域において前記第3の工程と並行して別の作業を行うことを特徴とする建物 内又は乗物内の異臭の除去方法。
【請求項6】 請求項4又は5に記載された建物内又は乗物内の異臭の除去方法において、 前記異臭源が除去された箇所を樹脂塗料で被覆する第4の工程をさらに含み、 前記第4の工程を前記第2の工程の後に行うことを特徴とする建物内又は乗物内の異臭 の除去方法。
特殊清掃 新革命 特許技術 【ヒドロ工法】
日本では今まで人害、有害であるオゾンという成分で酸化させ消臭、除菌をすることが当たり前と
なっていました。
一般の方もオゾンという言葉を一度は耳にしたことがあるくらいでしょう。
しかし、特殊清掃業者の多くはオゾンを吸引してしまい咳が止まらなくなったり、激しい場合には
救急車で搬送されたケースも聞いたことがあります。
それだけ有害なモノを平気でお客様の家で燻蒸させていたのが現状です。
そこで、ラスティックでは特殊清掃の先進国であるアメリカに渡米しオゾンの危険性を確認し
今回の特許の柱であるヒドロキシルについても自分の耳で聞き調べてきました。
これがヒドロ工法を作るきっかけとなりました。
特殊清掃発祥の地であるアメリカでオゾンは・・?
アメリカの40年遅れとも言われている日本の特殊清掃技術はオゾンが未だスタンダードな状況に対し、
アメリカではオゾン離れが進み、現代では私たちの特許技術の柱であるヒドロキシルに切り替わっています。
その理由としては以下の理由があります
▪︎人害があり訴訟に繋がることが多い
▪︎ヒドロキシルの方が分解力が高い
上記のような理由からアメリカではオゾン離れをしています。
ヒドロキシルは世界一分解力が高いと言われております。
従い消臭力、除菌力が世界一とも多くの科学者から声が上がっています。
ヒドロ工法は誰でも使用できるのか
ヒドロ工法は遺品整理総合相談窓口協同組合から使用許可を与えられた企業のみ
ご使用いただけます。
それには、組合の講習に合格いただくことが必要となります。
岡山の特殊清掃業者で特許技術を使用できるのはラスティック1社のみです
現在(2024年6月現在)ヒドロ工法を使用できるのは、岡山県でラスティック1社のみです。
孤独死やペット消臭、ゴミ屋敷消臭、その他消臭・除菌など、特殊清掃をしてもオゾンに対しお部屋のお引き渡しも早くなり管理会社様などからのご依頼も増えています。
ぜひ一度ご活用ください。
お問い合わせはこちらまでお気軽にご連絡ください
株式会社ラスティック 代表取締役
遺品整理総合相談窓口協同組合 代表理事
一般社団法人 遺品供養カルチャー協会 代表理事
一般社団法人 家財整理総合相談窓口 理事
延原直樹 拝
『IICRC認定国際資格』主な国際資格
Trauma and Crime Scene Technician (特殊清掃)
Fire and Smoke Damage Restoration Technician (火災復旧)
goldmorr (カビ除去)
Water Damage Restoration(水害復旧)
『特殊清掃の特許使用認定業者』
【建物内の異臭の除去方法】(特許第7429340号)
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