2025年7月31日
── これは、あるご遺族様からいただいたご依頼です。

遺品整理・片付け・掃除・臭い
ある日、突然訪れた親族の訃報。
身内を亡くした悲しみが癒えぬまま、
・警察や救急のやり取り
・葬儀や手続き
・仕事の調整 など
目まぐるしい日々のなかで、
気がつけば、「残された遺品の整理」という、
「こんなこと、誰に相談したらいいのか…正直、わからなかったんです。」
何から手をつけていいのかもわからない課題が目の前に残っていました。
ですが、
「どこに頼めばいい?」
「自分たちでやれる範囲って?」
「費用っていくらかかる?」
「臭いが…近所迷惑になってない?」
そんな、言葉にしづらい不安が心の奥に沈んでいきます。
コンテンツ
“片付け” ではなく “人生の整理”
遺品整理とは、ただ物を処分する行為ではありません。
残された部屋には、故人の「生きてきた時間」が詰まっており、
それを整理するということは、
ご遺族様が“心の区切り”をつける大切な過程でもあります。
ですが…
- 「部屋に入った瞬間、強烈な臭いに吐きそうになった」
- 「ウジ虫、ハエが多く部屋に入れない」
- 「ゴミなのか、大切なものなのか、見分けがつかない」
- 「大きな家具を動かせない、処分できない」
- 「清掃業者に頼んだのに、後日また臭いがしてきた」
こうした声が、実際に多く寄せられています。
現場で起きている “リアル”
この記事では、実際に当社が対応したある孤独死の現場をもとに、
以下のような疑問や不安に丁寧にお応えしていきます。
- 遺品整理の現場で本当に起こること
- 専門的な清掃や消臭が「なぜ必要なのか」
- 見積もり比較が意味をなさない“ある理由”
- 特許技術「ヒドロ工法」でしか解決できなかった事例
そして何より
「いま、同じような状況で悩んでいる方」が、
少しでも安心して一歩を踏み出せるようにこの記事を書いていきます。
遺品整理の現場で起きていた事──臭いと孤独が残された部屋

1LDKのアパート玄関を開けた瞬間の衝撃
1LDKのアパート、玄関を開けた瞬間の衝撃
ご依頼を受け、私たちが現場に到着したのは、市内にある築15年ほどのアパートでした。
1LDKの部屋。ドアを開けた瞬間、室内から吹き出してきたのは、
言葉では形容できないほどの腐敗臭と無数のハエ(虫)でした。
室温は35℃を超える真夏日。
ご遺体は発見されるまでに数日が経過しており、
体液が床材にまで浸透し、部屋全体に強烈な臭いがこびりついていました。
そして部屋中に飛び回っているハエとウジ虫やその
「どこから手をつければいいのかわからない」──ご遺族様の混乱
ご遺族様は、
清掃業者?虫の駆除?
「どこに相談すればいいのか全くわからなかった…」とおっしゃっていました。
しかし、一般的な清掃業者には、汚染された家財や臭気のついた床材・壁紙などは
一般廃棄では対応できず、専門的な処理が必要なので完全に処理してもらう事は不可能でした。
また、処分すべき物と形見として残したい物が混在しており、
感情的にも判断が難しい場面が多くあります。
「自分たちでなんとかしようと思ったけど…無理だった」
ご遺族様は当初、ご自身で片付けを進めようとしていたそうです。
ですが、扉を開いた直後、
1歩も中へ入る事ができず作業は中断。
理由は明白です。
- 強烈な鼻を突くような臭い(腐敗臭)
- 飛び交うハエや床などあらゆるところにいるウジ虫(害虫)
- 感染症のリスク(細菌・ウイルス)
- 感情的ショック(心理的なダメージ)
これらは、一般の方が想定していない“遺品整理の現実”です。

遺品整理 × 特殊清掃
⇩
専門業者の出番
遺品整理 × 特殊清掃 = 専門業者の出番
このようなケースでは、単なる遺品整理ではなく「特殊清掃」が必要になります。
私たちはまず、防護服や防毒マスクなどを装着し消臭・除菌・害虫駆除を実施。
現場の安全を確保したうえで、遺品整理に入りました。
家財の撤去から始まる「心の整理」
当社では、まず室内の家財を丁寧に仕分け・撤去するところから作業を開始します。
汚染が進んでいる家具や寝具などは、感染リスクや臭気の問題があるため
専門の廃棄ルートで適切に処分します。
一方で、形見分けをご希望の品や貴重品(通帳・書類・写真など)は、
作業員が確認しながら別途保管・ご返却する体制を取っています。
こうした対応は、「ただ片付ける」ことが目的ではなく
ご遺族様が少しでも心の整理をつけられるようにするためのプロセスでもあります。
家財撤去後に行う、本格的な「消臭」と「清掃」
家財の撤去が完了したあとは、ようやく本格的な「特殊清掃」に入ることができます。
- 床に浸透した体液の洗浄・除菌
- 壁紙や天井に染みついた臭気の消臭
- 害虫の完全駆除
- 空間全体の脱臭と衛生環境の回復
最大の課題は「臭い」
体液や腐敗臭は時間の経過とともに建材やコンクリートの奥深くまで染み込み
表面的な掃除や市販の消臭剤ではまったく歯が立ちません。
私たちが採用する「ヒドロ工法」による消臭

当社独自のヒドロ工法
当社では、オゾンや芳香剤では到達できないレベルの消臭・分解力を持つ
「ヒドロキシル分子」による独自のヒドロ工法を採用しています。
この技術は、空間中の臭気分子に対して、
- 化学的に分子結合を破壊し
- 空気中・壁・床・家財の表面すべてを同時に処理でき
- 再発臭のリスクを最小限に抑える
という特長があります。
いわば、「空気そのものを洗浄する」ような方法です。
※従来のオゾン脱臭では対応できないケースでも、効果を発揮します。
最後に、清掃後のご確認と貴重品のお返し
作業終了後は、ご遺族様に室内の確認をお願いし、
- 必要な形見品
- 発見された現金・貴重品・証書類
- 再利用をご希望される家財(冷蔵庫や棚など)
をお返しします。なかには買取も行っております。
一連の作業が終わる頃には、
「自分たちではとてもできなかったけど、頼んでよかった」
というお声をいただけることも少なくありません。
このように、遺品整理と特殊清掃は“切り離せない作業”です。
そして、専門業者だからこそできる段取りと技術が、
ご遺族様の負担を最小限に抑えるカギになります。
臭いが残る本当の理由──特殊清掃の重要性
「清掃業者に頼んだのに、数日後また臭いがしてきた」
実際、こうしたお問い合わせをいただくことがあります。
それは決して珍しい話ではありません。
なぜなら、遺品整理や清掃を「見た目だけ」で終わらせてしまうと、
臭いは必ず“戻ってくる”からです。
一般的な清掃では「臭いの根」が取れない
腐敗臭や体液などの汚染は、表面に見えるゴミや家具の中だけにとどまりません。
- 体液は床の隙間から下地材、場合によってはコンクリートまで浸透します
- 臭気成分は空気中を漂い、壁紙・天井・カーテンなどに広がります
- 害虫の発生や死骸も、二次的な悪臭の原因になります
つまり、どれだけ床を拭いても、ゴミを捨てても、
根本が処理されていなければ再び臭いは立ち上がってくるのです。
特殊清掃は“目に見えない汚染”を処理する作業
本当の意味での「特殊清掃」とは、
- 汚染された床材の剥離と内部洗浄
- 臭いの元を中和・分解する分子レベルの処理
- 空間全体に残る有機臭の完全分解
- ウイルス・細菌・害虫に対する衛生処置
を含む、一連の科学的かつ衛生的アプローチを指します。
作業にあたるスタッフも、消臭・除菌・防疫に関する専門知識と装備を持ち、
現場に応じて最適な方法を選択しています。
“自分でやる”が危険な理由
ご遺族様の中には、「自分でできる範囲で…」と片付けを始める方もいらっしゃいます。
しかし、これは身体的にも精神的にも大きなリスクを伴います。
- 見た目に騙され、ウイルスや細菌に接触してしまう
- 害虫が繁殖しており、駆除の知識がないまま触れる
- 精神的ショックで片付けが進まず、途中で断念してしまう
このような事態を避けるためにも、最初の判断こそが重要です。

完全消臭こそ
ご遺族様の心に
区切りを与える
完全消臭こそ、ご遺族様の心に区切りを与える
部屋をきれいに整えることはもちろん大切ですが、
本当に求められているのは「臭いがなくなること」です。
- 部屋を貸し出すための原状回復。
- 近隣住民からの苦情防止。
- そして何より、ご遺族様自身が「またあの部屋に行ける」と思える状態をつくること。
そのためには、臭いという“見えない障壁”を取り除く必要があります。
心の整理をする準備は、空間の再生から始まるのです。
それを確実に実現できるのは──
専門の知識と経験、そして専用の機材を持ったプロだけです。
専門業者でなければ「死臭」は消せない
孤独死や事件現場で発生する「死臭」は、
一般的な消臭剤やオゾン脱臭機では完全には除去できません。
私たちのもとには、他業者が消臭作業を行ったあとに
「やはり臭いが残ってしまった」と再依頼されるケースが少なくありません。
なぜか――
それは、臭いの原因が表面だけでなく内部にまで及んでいるからです。
床下や壁内部、家具の裏、さらには天井や配管内にまで染み込んでいることもあります。
そのような状況に対応するには、
臭気を科学的に分析し、構造ごとに適切な処置を施す高度な専門技術が必要です。
私たちは、海外で学んだ知識と国際資格に基づいた技術、
そしてオゾンを超える脱臭力をもつ「ヒドロ工法」により、
この“厄介な死臭”を根本から除去します。
「安い業者で済ませた結果、再消臭の依頼が来る」その現実
消臭にかかる費用を抑えようと、
価格だけで業者を選んでしまう方も少なくありません。
しかし実際には──
- 「臭いが取れていなかった」
- 「数日後にまた臭い出してきた」
- 「住民から再び苦情が来た」
という声が多く、結局弊社に再依頼されるケースが増えています。
これは、表面的な清掃や簡易的な消臭作業では、
時間が経つにつれて内部に染みついた臭気が再び表に出てくるためです。
再作業には、最初の対応よりも広範囲な解体や追加費用が発生し、
精神的にも経済的にも、ご遺族様や管理者のご負担は大きくなります。
最初から「完全消臭」にこだわること。
それが、結果的にご遺族様を守る最善の選択になります。
相見積もりは“安さ比べ”ではない ──「結果」で選ばれています
消臭や特殊清掃の依頼において、
いくつかの業者に相見積もりを取る方もいらっしゃいます。
しかし、私たちがご依頼いただく多くの現場では、相見積もりは成立しません。
なぜなら、比較される内容の“基準”が違うからです。
他社が提示するのは、「簡易清掃+消臭剤散布」「オゾン脱臭のみ」といった、
表面的な作業で済ませることを前提とした安価なプランがほとんど。
一方、私たちは”完全消臭”の達成をゴールに据え、
現地調査・臭気分析・必要な解体・再施工まで見越した包括的な対応を行います。
金額だけを比較すれば、確かに「高く見える」かもしれません。
ですが、やり直しのない一度きりの仕事でなければ、
遺族の心も、物件の価値も、守りきることはできません。
実際に、不動産管理会社や葬儀社、市からのご紹介などで選ばれている理由も、
「確実に臭いを消してくれる唯一の業者」としての信頼があるからです。
最後に──大切なのは「心の区切り」を守ること
私たちがこの仕事に誇りを持つ理由は、
ただ臭いを消すだけではなく、
ご遺族様の心に再び一歩を踏み出す力を届ける仕事だからです。
「またあの部屋に行けるようになりました」
「ようやく気持ちの整理がつきました」
そんな言葉をいただくたびに、
“完全消臭”とは、空間だけでなく、心の再出発を支えることなのだと実感します。
これから片付けを進めたい方も、今はまだ何も考えられない方も、
どうかひとりで抱え込まず、ご相談ください。
再出発をするための準備を、私たちがお手伝いします。
よくあるご質問(Q&A)
Q. 臭いがどの程度まで消えるのか、不安です。
A. 当社は「完全消臭」がゴールです。臭気測定器を使った確認と、再発リスクのチェックを徹底し、再発しない状態にまで仕上げてから作業完了となります。
Q. 他社より高いように感じますが、なぜですか?
A. 単なる清掃ではなく、構造ごとに入り込んだ臭気の除去までを行うため、工程も機材も異なります。やり直しが不要な“一度きりの仕事”として、結果を保証する内容となっています。
Q. 立ち会いは必要ですか?
A. 遠方からのご依頼や、お気持ち的に立ち会いが難しい方も多くいらっしゃいます。鍵の受け渡しなどにより非対面での対応も可能ですのでご安心ください。
Q. 消臭後、すぐに部屋を使えますか?
A. 作業後の確認が完了すれば、そのままご入室・再利用いただけます。原状回復やリフォームが必要な場合もご相談いただけます。
お問い合わせはこちら → 株式会社ラスティック