2021年7月7日
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岡山に残された「声」に耳を傾けて!
孤独死をされた故人様が残された中のお一つに生前愛情を注がれていた犬や猫達がいます。
残されたペット達は「人」と違って「話をする」ことはできません。
ましてや飼い主が孤独死をされていても電話を掛けて救助を呼ぶことも不可能です。
だからこそ精一杯声を出して吠えます。
大切な人を助けてほしい、見つけてほしいからこそ声を出して吠え続けます。
その声は「鳴き声」であり「泣き声」、あるいは故人様の代弁者かもしれません。
「体」を「声」にも変える
時には声を出すことのできない犬や猫達もいます。
しかし声が出せなくともその体を一生懸命使って状況を伝えようとします。
目で訴えてきたり、駆け寄ってきてはバッグなどの紐を噛んで連れていこうとしたり、駆けては振り向きを繰り返してあらゆる方法で訴えかけてきます。
それは声の出せないペット達からのメッセージです。
非日常へ・・・
「声」を出すにしても「体」を使うにしても意味もなく行動する犬や猫達はいません。
お腹が空いた、遊んでほしい、イライラする、褒めてほしい、警戒している等必ず理由が生まれます。
・なぜ最近隣の家の犬はずっと吠えているのだろう?
・なぜ最近こっちを見続けているのだろう?
・ご近所の猫がよく自宅に来るようになった
といった今までと違う光景を目にしたらそれは彼らの日常が非日常に変わった合図です。
それはもしかしたら飼い主が孤独死されているのを訴えているのかもしれません。
まとめ
「犬だから吠えるのは当たり前」
「猫は気まぐれだからそういう時もある」
そう考えてしまう人が多く、孤独死からペットの餓死に繋がり手遅れになって犬や猫達まで亡くなってしまう事もあります。
だからこそいつもと違う行動をしている犬や猫達を見つけたら保護団体や警察にご相談などをお願い致します。
そこに助けを求めている人や故人様がいらっしゃるかもしれません。
大切にされていた故人様の為に、なにより愛情を注いでもらった犬や猫達の為にもその「声」に気づいてあげてください。
それが故人様や犬や猫達を「救う」ことに繋がります。