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岡山市にて行政書士から生前整理のご依頼を承りました。
後見人としてペアを組まれていたらしく、その相方の先生が病になり家を引っ越さなければならないようになりこの度ご依頼の運びとなりました。
急ぎでのご案件
今回はかなり急ぎでのご案件でした。ご事情があり、相方の先生が知ったのも4日程前のことでした。急すぎる事に迷っていると当社を思い出していただき、ご連絡を頂きました。
すごく心のある先生で数年前からお付き合いをさせていただいており「無理なご相談なんですが・・」とご連絡がありましたが、当社としては困っている方に対して断る要素などありません。
生前整理・お引っ越し
生前整理で大変なことはお客様の思いを汲み取ることです。今回は本も出されていらっしゃる昆虫博士の方でした。
すごく「象虫」が好きで象虫のことをお調べされておられたくさんの辞書や、それに関する物が出てきました。
今回の生前整理は処分はなく、新居へ物の移動となります。新居は一軒家ではなくアパートのためあまり物を持っていくのもどうかな・・と考えたのですが、ご本人のご意向で運ぶことに。
不動産の方のご協力もあり、倉庫に約200箱、新居に約100箱と計300箱もの大量の荷物を移動しました。
部屋も足の踏み場がないほどに・・
実際にはもっと踏み場がないです・・
しかしご本人は「自分の命よりも大切なもの」と言われ、お手伝いをさせていただきました。
確かに人の価値は他人では分かりません。その方の人生に欠かすことのできない思い出の品。
今回のお客様は人生をかけて「象虫」の研究をされてこられました。これら全てがこの方の人生そのものなのでしょう。
最後に洗濯機を取り付け作業終了です。
翌日には・・
翌日には35年間住まれていたお宅も解体業者が入りなくなってしまうそうです。
者寂しげにお引っ越しされたお客様でしたが、お体には十二分に気をつけて新たな人生を再スタートしていただきたく思います。