2021年9月28日
コンテンツ
孤独死現場による特殊清掃の注意点
ベッド等での孤独死により、清掃やゴミの処分、嗅いだことのない強い臭気等の消臭をどこに頼めばいいのだろう。
また、どんな作業が行われるのか急な出費で費用など疑問ではありませんか?
今回は三島市マンション孤独死現場のご両親様からのご依頼でした。
お話を伺い、遺品整理は葬儀屋さんにお願いするとのことでしたが、特殊清掃とゴミの袋詰め、ゴミの処分・室内の簡易消臭でお願いしますとのお話で、やさしさプラン(83,430円税別)を施工する事となりました。
孤独死現場では、体液処理がしっかりできることが大切です。
最初に汚染個所(体液)とベッド周辺を加速化過酸化水素を使い、洗浄します。
体液の付着しているものは汚染物の為、臭いが出ないように袋詰め致します。
この時にも袋詰めの仕方がしっかり施工できないと、臭気が出ますので丁寧に袋詰めします。
今回は衣類などがあり床板までは体液が付着していませんでしたが、この部屋の床板、ベッド、通路など出入りした床板は加速過酸化水素にて洗浄しました。
一番臭気が強いマットレスはラッピングを二重にしまして、その上にブルーシートにて養生しました。
※ゴミの処分で汚れている場合には体液のことを伝えて処分をお願いしていても、当日に一般廃棄物許可業者の方がもっていかない場合もあるので、ブルーシートにて養生しました。
オゾン燻蒸による簡易消臭
孤独死の現場では、時間経過とともに臭気が強くなり玄関の外まで臭いがして発見される事もあり、室内全体が強い臭気がするため、完全消臭する場合には原因をすべて取り除き対処した後に、消臭するために金額も高額になります。
今回はマンションの室内の臭いを少し弱くしてほしいとのご依頼でしたので、オゾンショックトリートメント法による簡易消臭を施工致しました。
ご遺品やゴミの処分も依頼されましたので、三島市の一般廃棄許可業者様に見積もりお願いし処分していただきました。
後日、鍵を返却後にお客様より室内に入れるようになりました。
「ありがとうございました」とアンケートをいただき作業終了となりました。
特殊清掃に疑問などございましたら、お気軽に御相談ください。