2021年12月24日
コンテンツ
火事、火災の煤清掃(煤除去)はどこに頼めばいいのか
今回の現場は静岡県御殿場市のビルの1階でした。
お客様は仕事もできないので大変お困りの様子でした。
中に入ると間仕切りされた室内の天井部が、真っ黒く焦げていました。
現場は焦げ臭い独特な苦い臭気が充満していました。お客様からのご依頼は間仕切りされた部分の解体撤去と煤の清掃(煤除去)、消臭作業をお願いされました。
施工前の火事、火災現場状況
現場の火元は片付けられていましたが、天井、壁は煤(スス)で汚れて、真っ黒くなっていました。
天井、壁の解体作業
解体作業は、まず天井のプラスターボードを外して、次に壁のプラスターボードも外した後に、天井部分の軽量鉄骨、木の下地、壁の胴縁を気を付けながら、順番に解体していきます。
火災の産業廃棄物は特別管理廃棄物になるため処理場も限定されますので、種類ごとに分別作業をして処分致します。
解体後の煤除去作業
煤(すす)の粒子径は非常に細かくて15~400ナノメーターの細かさで、燃えた物質ごとに細かさは違いますが、不完全燃焼することでダイオキシンの成分も発生することもありますので、体への健康被害を防ぐためにも煤清掃(煤除去)はとても大切な作業になります。弊社ラスティックでは専用の煤薬剤を使用しまして、丁寧に煤除去作業を施工しています。
仕上げにコーティング処理を施工して煤を完全に封じ込めます
煤清掃(煤除去)した後に、下地と取り切れない煤を固める特殊専用プライマーを塗布して固めた後に、仕上げのコーティング剤処理をすることで、煤の臭気も封じ込めることができます。
OST法によるオゾン燻蒸
最後に人がいない状況になりましたら、タイガー消臭機を使用しオゾンショックトリートメント法によるオゾン燻蒸を施工する事で煤の臭気とダイオキシンの分解をすることができます。コーティング処理の状態で臭気は感じられませんでしたが、オゾンの高濃度の酸化力による臭気とダイオキシンの分解作業は健康被害を防ぐためには大変重要になります。オゾン燻蒸の後に換気致しましたら施工完了です。
火事でお困りのかたは、ラスティックまでお気軽に御連絡ください。
北海道から沖縄、関東・神奈川県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県・関西・大阪市・兵庫県・岡山県・広島県・山口県・四国・九州・東北・と幅広く全国対応いたしますので株式会社ラスティックまでよろしくお願いいたします。