岡山の孤独死に関するQ&A:孤独死事情を専門家にが解説

2023年5月23日

突然、一人暮らしをしている親しい人が亡くなっている
という知らせを受けたら、どのような気持ちになるでしょうか。
そして、その人が孤独死だった場合、
誰かが気づいていれば救われたかもしれないという後悔や悲しみが生まれます。
孤独死は、自分や身近な人にも起こりうる現実の問題です。
もしも身近な人が孤独死に遭ってしまった場合、
あなたはどのように対処すればよいのでしょうか?
この記事では、岡山での孤独死に遭遇した場合の対処法や、
相談できる機関について、詳しく解説していきます。

孤独死とはどのような状況で起こるのか?

孤独死(孤立死)に確立した定義はありませんが、
誰にも看取られることなく息を引き取り、
その後、相当期間放置されるような悲惨な状態のこととされています。

社会的孤立状態にある

友人や家族との疎遠、仕事や趣味の交流がないなどで、
人とのつながりが希薄な状態。

身体的・精神的疾患を抱えている

身体的な疾患や認知症などで自宅から出ることができない状態にある人、
またはうつ病や精神疾患などで孤独感を感じる状態。

生活環境の悪化

リストラ(離職)や離婚、パートナーや大切な人との死別、
転職や転勤などにより生活環境の急激な変化により心に負担がかかっている状態。

経済的困窮

低所得や失業などで、社会的地位が低くなることが原因で孤立する場合もある。
その他にも生活保護の方の孤独死はとても多くなっています。

孤独死の前兆となるサインはあるのか?

「孤独死の前兆となるサインがあったら、
もし自分や身近な人がそのサインを見つけられたら、
救われる可能性があるかもしれない」
と考えたことはありませんか?
実際、孤独死は予兆がある場合もあります。
今回は、孤独死の前兆となるサインについて、詳しく解説していきます。
自分自身や身近な人を守るためにも、ぜひ最後までお読みください。

ゴミ屋敷

孤独死現場の約8割がゴミ屋敷になっています。
ゴミ屋敷になるきっかけとして、前述にあるような
様々な状況が考えられます。
ごみ屋敷は「ゆるやかな自殺」とも言われています。

セルフネグレクト(自己放任)

セルフネグレクトとは、自己の健康や生活に対して
意識的に手入れや管理を怠ることによって、
身体的・精神的損害を引き起こす状態のことを指します。

具体的には、食事や清潔、医療の受診などの
基本的な自己ケアを怠ったり、自宅や身の回りの整理整頓をしなかったり、
社会的な接触を避けたりすることによって、
体調や生活環境が悪化することがあります。
また、自己虐待や自殺企図などの行動につながる場合もあります。

セルフネグレクトは、高齢者や精神疾患、脳卒中、認知症などの
疾患を持つ人、障害を持つ人、孤立した人などに多く見られます。

この写真のペットボトルの中身は全てオシッコ(尿)です。
セルフネグレクトに陥っておられる方の家には
必ずと言っても良いほどの確立でこれが見つかります。

岡山で孤独死を防ぐためにはどのような取り組みが必要なのか?

岡山県でも孤独死は深刻な問題となっています。
孤独死を防ぐためには、どのような取り組みが必要なのでしょうか?
孤独死にならないためには、早期発見や予防に力を入れることが大切です。

孤独・孤立双方への社会全体での対応

「孤独」は主観的概念、ひとりぼっちと感じる精神的な状態
「孤立」は客観的概念、社会とのつながりのない/少ない状態

現在は内閣官房の中に”孤独・孤立対策”が立ち上げられています。
その中で、様々なアンケート調査などが行われており、
”孤独”と感じることがあるかどうかの調査がされていますが、
高齢者よりも20代~60代の方で孤独と感じていると
答えられている方が多い結果となっています。

社会全体が希薄化していることが1番の要因だと思いますが、
この状況を緩和しない限りは”孤独”と感じている人が
”孤立”していってしまうのではないかと考えます。

人と人との「つながり」を実感できる地域づくりを行う

日常の様々な分野における緩やかな「つながり」を築けるような
多様な各種の「居場所」づくりや「居場所」の「見える化」、
市民の自主的な活動やボランティア活動をどんどん広めていくことが
重要だと思います。

ラスティックでは岡山県居住支援法人の許認可をいただいております。
その中に、ホームレス支援を行う団体や、孤児や障がい者支援を行う
団体などが多数登録されています。

孤独死の遺体発見後、どうすれば良い?

突然、孤独死を発見した場合どうすれば良いのか
と、多くの方が戸惑ってしまいます。
もし、第一発見者になった場合の対処について確認しておきましょう。

”救急車”ではなく”警察”に連絡をしましょう。

人が倒れているとなると多くの方が”救急車”を呼ぶという選択をします。
しかし、見るからに息をしていない・死亡しているという場合には
”警察”に連絡をしてください。
救急車は、緊急時に命を救うために呼ぶものであり、
亡くなっている人に対しては救急活動を行うことができません。

”換気”はしないでください!

孤独死現場では腐敗臭等があり、
さらにハエなどが大量発生している可能性もあり、
少しでも臭いが減って、ハエが外へ出ていくようにと
窓などを開けて換気しようと思われる方がほとんどですが
これは逆効果で、ハエやウジの繁殖・増殖に繋がりますので
絶対に換気はしないでください。

窓を開けることにより、室内の臭いは軽減するかもしれませんが
近隣の方々へ不快な思いをさせてしまう可能性もあります。
また、ハエやウジ虫などはご遺体や体液・血液に群がっています。
それらが付着した手や足で様々な所を飛び回っています。
もし、お亡くなりになられた方が感染症などを患っていた場合
そのような病原体を外へ運んでしまうことになります。

お風呂で亡くなられていた場合、お湯の栓は抜かないでください!

浴槽死(溺死)の場合、皮膚や髪の毛だけでなく
排泄物も一緒に浴槽内に残っている事が多いです。

このような場合にも
とりあえずお風呂の栓を抜こう!
と考える方がほとんどですが、絶対に栓は抜かないでください。

栓を抜くと、
多くの固形物が流れることなく残ってしまったり、
配管が詰まってしまう可能性がとても高いです。

また、配管にそのような固形物が残ってしまうと
浴室を綺麗に清掃して風呂釜を変えたとしても
配管から臭いが発生してしまう可能性もあります。

早急に”特殊清掃業者”へ連絡をしてください

腐敗臭により近隣の方々へのご迷惑となってしまう事もあります。
警察が入られた後は検視が行われ、立ち入り許可がいただけたと同時に
清掃も可能となります。

その際に「どこに掃除を頼めば良いか」と
悩まれる方がとても多いです。

・リフォーム、工務店
・ビルやホテル等の清掃業者
・便利屋などで片付けや掃除をしてくれる業者

このような業種が思い浮かばれる方が多いと思いますが、
孤独死後の掃除・原状回復の専門業者は
「特殊清掃業者」です。

特殊清掃・遺品整理を専門で行っているラスティックでは
「とにかく臭いがひどくて家に入れない」
「臭いが外にまで漏れて来ていて近所迷惑になっている」
このような場合には緊急対応として
やさしさプランにて臭いや汚染物の応急処置をさせていただきます。

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