2019年4月20日
本日、他社様が特殊清掃を終わらせたお客様より疑問としてラスティックへ
相談のご連絡が入りました。
詳しくは、私が、「遺品整理総合相談窓口協同組合」、「一般社団法人遺品供養カルチャー協会」共に代表理事をしており土曜日の為、団体事務所が休みの為ラスティックへ朝連絡が入りました。
(私は本日東京出張の為只今は新幹線の中でパソコンですが。)
それは、たまたま最近そこの会社に勤められていらっしゃった方も嫌になり会社を辞められた。
その話とよく似た話で本日のお客様もこの会社の騙された!相談に乗ってほしいとの電話でした。
内容は息子様が孤独死され死後約2ヶ月で発見され、DNA鑑定後アパートを4月中の契約のため急いで臭いを消す為特殊清掃業者を探し見積もり時に「感じの良さそうな人」だったので依頼したという事でした。
私どもプロでしたら、その様な業者を見抜く事は容易いのですが一般の方には本当に見分けがつかず、
どこにご依頼すれば良いかわかりませんよね。
これは当然だと思います。
今回の話によると、見積もり書に遺品整理、クロス剝ぎ、床解体、薬剤噴霧、オゾン脱臭、リフォーム作業
と書かれていました。
(見積もり書の写真をくださりました)
(業者)「これで臭いはある程度落ちますが、全国どこを探しても完全に臭いを落とす事は出来ませんよ。」
と言われ、(お客様)「とりあえず落とせるだけお願いします。」
と、内心はほとんどは臭いがなくなると思われご依頼されたそうです。
途中途中、飲み物や食べ物の差し入れに行ったが見積もりに来た社長は毎日いない。
お客様も疑問に思っていたそうです。
そして、スタッフの方と毎日話をしている内に仲良くなり「オゾン脱臭」の事を聞くと・・・
(スタッフ)「え?うちはオゾン脱臭機は持っていませんよ」
と簡単に言われたそうです。
また、おかしいな!?と施行中に思っていたのが、クロスを剥ぎ、体液部分を切り取り薬剤を機械(おそらくフォグマスターだろう。)で噴霧し、清掃業者らしき人が来てリフォームされて終わり。という始末!
オゾン脱臭代金も取られそうだったのでそこはお金を払わないように話をされたらしい。
しかし、お客様から聞いただけですが私の経験上まず臭いは取れてません。
確かに、遺品整理として、家財を外に出したら、家財に付着した臭いは家の中には無いため軽減する。
クロスも同じく取れば軽減する。
臭いの発生源の体液を取り除くのも同じくです。
しかし、私からすればそれだけ!?
「臭いは落ちていませんよね!?」と尋ねると、「そうなんです」とお客様。
私が明日東京から帰ったら伺いますね。
と話し、明日ラスティックが見積もりに!
おそらくは、再度「床解体」「クロス剝ぎ」などをしていかなくてはならないだろう。
今回も他社の手直しのご依頼が入りそうです。