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あなたが管理しているアパートで孤独死の臭いが落ちない
管理会社さんからよくある3つのご相談として
①孤独死に遭ったのが初めてだったため対応が分からない
②市販の消臭剤を噴霧したけどまだ臭う
③特殊清掃業者に入らせたんだけど再び臭いがしてきた
この3点をよく耳にします。
では管理会社さんのお悩みを特殊清掃歴10年のプロがお答えします。
①の孤独死に遭ったが対応が分からない場合
まずは孤独死された方が生活保護なのかそうでないのかを
調べてください。
生活保護の場合は行政対応となりケースワーカーや自治体行政担当者の
出番となります。
その場合、行政側の判断を仰ぐこととなります。
そうでない場合、消臭、除菌の為、特殊清掃業者へ依頼する際に
孤独死保険に入っているかを確認しましょう。
孤独死保険に入っていれば数十万円の保険が出ることもあります。
多くは約50万円程度の保険が貰え足らずをご自身で払うこととなる
場合が多く見受けられます。
②市販の消臭剤を散布
こちらはやめた方がいいです
理由として、特殊清掃とは科学の力で分子を消していきます。
分子の上に違う分子を張り付けることによって二重で分子を消す作業となってしまいます。
臭いが強く、消臭剤を噴霧されている管理会社のあなたもご注意してください。
③特殊清掃業者に入らせたけど残臭がある
岡山では特殊清掃の「完全消臭」までできる会社は中々ないでしょう。
ホームページのカテゴリーに「特殊清掃」と書いているだけで、実はそのほとんどは
他社の見様見真似、もしくは消臭技術のある会社に施工を依頼しバックマージンを
発生させている可能性が高いです。
弊社ラスティックの特殊清掃案件、3件に1件は他社のやり直し作業です。
それだけ危険性が高いのが現実ですので完全消臭の技術を持った業者、機材薬剤を
持った業者を選びましょう。
また、機材、薬剤にも正しい使用方法があるため、適切に使用できる業者選びをすることを
おススメします。
まだ臭いがするような気がする管理会社のあなたに必見!
特殊清掃をしたけどまだ臭いがするような気がする・・
そう思っているあなたは必見です。
特殊清掃前に実際に現場に行っているとショッキングな現場を見たり、
今まで臭ったことのないような臭いを嗅いだりと、初めての方も
多いのではないでしょうか。
そのような方に多いのが「フラッシュバック症候群」です。
脳裏に臭いが焼き付いて
「そこにまだ臭いが残っているような気がする」
そのような方もいます。
そこで重要なのがプロの特殊清掃業者なら持っている神器です。
臭気測定器と成分測定器
①NEOΣ(ネオシグマ)
ハンディタイプの中でも世界最高峰といわれる臭気測定器です。
臭気測定器は数千円のモノから100万円程度もするものまであります。
安い臭気測定器では正しい数値を計測することができず、お客様だまし
のアイテムとなってしまいます。
特殊清掃のプロ業者は全国的にこのネオシグマで正しい臭気をお客様に
目で見て分かるように持っています。
②RUBIX(ルビックス)
通称インディーと言われる機材でこちらもネオシグマ同様
100万円程度する高価な機材です。
こちらは孤独死に遭った部屋の臭いの成分を24時間管理できる
代物です。
その部屋に、どのような残臭の成分があるか一目瞭然で分かります。
しかし、日本の特殊清掃トップ企業でなければ持っていません。
(正確には認められた企業しか購入できません)
あなたは特殊清掃業者の選び方を悩んでいませんか
▪多くの管理会社さんは知り合いに特殊清掃している人がいるから
▪知っている業者が入ってもらった業者がいるからその会社に聞いてみよう
▪退去美装の会社が特殊清掃もできると言っている
こういったときには要注意です。
まずは、あなたが詳しく聞いてみる必要があります。
▪上記のような臭気測定機材を持っているのか。
▪薬剤機材の豊富さはどうなのか。
▪24時間対応企業なのか。
▪古物商は全13種類揃っているのか。
▪オゾン脱臭機か高濃度なのか。
▪完全消臭までの契約書は交わしてもらえるのか。
最低限、この辺りの確認は必要でしょう。
孤独死消臭、他社のやり直しを依頼するケース
全国的にも孤独死などのやり直し作業が多くあるとされています。
その原因として業者選びの安易さと業者の知識経験不足です。
ラスティックでも3件に1件は他社のやり直し作業です。
中途半端に施工し、残臭のあるままお客様を丸め込み引き渡し。
「どこの業者がやっても臭いは落ちませんよ」
などのうたい文句!
経験不足、資材機材の充実性がない業者を値段で選んでしまい、
もう一度他社へ頼み二重の支払いに!
その場合、基本的に2度目のできる会社の方が金額も高いでしょう。
もちろん、一度目の業者が施工できていないので再度その箇所も含め
再施工をします。
また、季節によっては臭いは当初より酷くなっていることも十分あります。
値段で決めるのはあなたにとって保険がないということになります。
ブログで実績、施工方法を見てみよう
各社ホームページにブログを書いています。
そのブログで実績などを見てみましょう。
また、技術、資材、機材の充実性が分かることもあります。
その他にも、会社概要などに資格などを載せている場合もあります。
特殊清掃で部屋にダメージが多い場合には解体箇所が増えるため
国交省から令和元年6月1日より「解体業」も必要と
されています。
解体業を持っておらず依頼をすることは違法業者に依頼をしている
あなたの会社にとっても大変危険です。