倉敷市の1軒家で起こった孤独死
年齢は62歳だったそうです。
春先にお亡くなりになられたと想定されます。
ご遺体の痛みも非常にひどく
DNA鑑定をされご本人さまと特定された後、
ラスティックへ特殊清掃とご遺品整理のご依頼がありました。
孤独死されたのはやはりゴミ屋敷!
お見積もりに伺ってまず思ったのは、やはり孤立死(孤独死)になる
典型的な汚部屋です。
部屋はゴミ屋敷化しており、そこにあるものは湿気によってカビた衣類や、
コンビニ弁当にジュースやお酒の山です。
(大分片付けた後の写真となります。)
この部屋でいつも寝られていたそうです。
孤独死された部屋の不思議な現象とご供養
ラスティックスタッフを含め、お父様も「一緒に遺品整理をしてあげたい!」
ということで、ご一緒に防護服を着て遺品整理をすることに!
その途中、私とお父様が何かの声がする。と・・・。
気のせいかな?といい、また遺品整理を続けていましたがでもやはり何かする。
正直、私はこの部屋に入った時から空気が重いな・・と感じていました。
当初、「現場供養は必要ない」、と言っていたお父様もやはりご供養してほしい、と言われ、
作業は一旦中断する事に。
ご住職に電話をし、「これから行ってあげるよ」と言ってくださり、住職が部屋に入ると、
「まだいるんだね」「亡くなったことに気づいてないんだよ」「お父さんに一生懸命に話しかけているよ」
とおっしゃっていました。
お父様もやはり涙をこらえられない様子でした。
ご住職も私と一緒にゴミ屋敷での孤立死(孤独死)の多さを話してくれ、それに対し、
「もう少し早く、生前に気づいてあげれば・・ゴミ屋敷になる前に!」
と。
そして、ご住職がご供養してくださり私も身が軽くなった気分でした。
この後、特殊清掃をしますが、床がゴミで埋もれ腐っているため、不動産の方が知り合いのリフォーム業者様に説明(臭いのより取れる施工の説明)をしながら連携してしてほしい、ということで一旦は簡易に臭いを取り
後日完全消臭へ!
この仕事をしていると不思議な事と出会う事が多いです。
それが偶然なのか、本当なのかは正直わかりませんが早くお浄土へ行っていただきたいと
思います。 合掌
作業時間 | 16時間 |
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間取り | 1LK |
作業人数 | 8人 |
搬出物量(㎥) | 52 |