岡山市北区の某アパートで1人の男性(40代)が死後2ヶ月で発見されました。
ご遺族さまの方から連絡があり伺うとそのお宅はゴミ屋敷化していました。
孤独死で発見される多くの場合、このようなゴミ屋敷化した状態、またはコンビニ弁当の
空き箱が散乱しお酒の山ということが非常に多く見受けられます。
今回は、見積り時に大家さん立ち合いの元お見積りをさせていただき
5月中のご契約の為、5月中には施工完了させてほしい!とのご要望で入らせて頂きました。
話を聞くと「失礼なのですが見積りに来てもらったのはラスティックで4社目なんです。他の会社では臭いが落とせないらしくやはりリフォームか内装解体をしないとだめでしょうか」と。
正直、ラスティックでしたらこのくらいの臭いは全然落とせます!と頭では思いました。
実はこのお宅は猫も飼われておられ、猫の尿の臭いもうっすらしていました。
しかし、伺った当初は、ゴミの臭い、腐敗臭(死臭)に混ざり分かりにくかったのですが、
いつもの腐敗臭(死臭)だけではない、と経験からご遺族さまに伺うと、
電話で「猫を飼い始めた」と聞いていたらしいです。
こちらもそれで納得、やはりこれは猫の糞尿の臭いが混ざっていると判断できました。
(臭気も非常に高く岡山県の業者では経験があまりない為落とせる臭いでは無いと
すぐに思いました。)
ご遺族の方も正直に話してくださり本当に有り難く思いました。
やはり中には金額が高くなるかも・・と思われ隠される方もいらっしゃいますが、お見積り
を取らさせていただいているうちに何の臭いかは分かります。
そして後日、遺品整理に入らせて頂きお部屋を片付けていくとご友人の方と写ったお写真や、
ご家族さまとのお写真、またご趣味のカードのコレクション(おもちゃ)等がゴミの下から
たくさん出てこられました。
その中でショッキングだったのはかわいがられていた猫ちゃんの亡骸です。
ラスティックは孤独死現場、自殺現場に伺うことが多いのですが大概、餓死して死んでしまっている
事が多いです。
警察は、人間の亡骸は事件性の確認で検視として連れて帰りますが、ペットの亡骸は法律上、
かわいそうなことに「生ごみ扱い」とみなし置いて帰ります。
正直つらい・・
ラスティックでは生ゴミ扱いができないため、寺院へ連れていき供養をして頂いています。
(結構泣きそうになります・・)
全て片付いた後は特殊清掃(除菌、消臭、脱臭)へ入ります。
特殊清掃では特に企業秘密が多い為、工程内容はご契約された方のみの
ご説明となりますのでご了承ください。
全施工も終了し臭気測定器で測定してもしっかりと臭気も下がっており、
ゴミ臭、猫の糞尿臭、孤独死による腐敗臭(死臭)の全臭気を取り除く事が
できました。
現在特殊清掃を名乗っている会社は五万といます。
それは、通信教育などで簡易に遺品整理や特殊清掃の資格を取得することができ、
せっかく資格を取ったんだから特殊清掃を始めよう!
という会社が増えてしまったのです。
ラスティックは全国に五万といる会社の中から厳選された7社として
選んでいただきました。
(光栄です)
その7社で結成された「日本特殊清掃隊」!
こちらは、特許技術を情報共有していただき、また
日本トップレベル集団が常に技を共有しているため
岡山県ではありえない技を駆使し披露することができるようになりました。
その為、どのような臭いも一網打尽に消す事が可能となります!!
他社で落ちない臭い問題、また火災や水害、その他臭いに関するお問合せは特殊清掃
となりますので全てお受け致します。
【追伸】
この度はお悔やみ申し上げます。
御心配されていた臭いも無事に取る事ができラスティックとしても
良い経験となりました。
このご縁に感謝申し上げ今後も精進して参ります。