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この季節に多い浴槽、トイレでの孤独死
大寒も過ぎ本年は暖冬と言われています。
しかし、高齢者の多くはご自身では体温が分かり辛くまた血管ももろくなっているのが現状です。
寒さ故に起こってしまう事故死・・
なぜこの様な事が起こるのか。
お風呂で温まろう、上がろうとし急な体温の変化から血圧の急激な変化、また心拍数の急上昇が起こり急性心筋梗塞、脳卒中を起こしてしまう事が多くあります。
その中でも死因として多くは心臓、いわゆる心筋梗塞が上げられます。
トイレ内においても排便中のきばりなどからオーバーシュートを起こしてしまい
トイレの中で死後数週間、数ヶ月経過し孤独死として発見されてしまうことも少なくはありません。
(岡山市でのオーバーシュート)
このような場合片付け方法は?
警察が事件性を調べるために検視を行う事が殆どです。その後に警察から片付けても良い、とのご連絡が入り始めて遺品整理、特殊清掃が行えます。中には腐敗臭から即施工をしてほしい、と言われる方も多いです。
ご遺族の方が中に入り先に見たい物もある、と思われるかもしれません。
しかし、人間もお亡くなりになってしまえば免疫がなくなりご遺体から無数の細菌を発生させてしまいます。
また、死後数日も経っていれば体から体液が流れ出ています。その体液をご遺体を運び出すため警察が触り、その手で壁や家財、ドアノブまでも触れている可能性があります。
屋内は目に見えないだけで細菌が増殖しており空気感染、血液感染をしてしまうこともあり非常に危険な状態と化していると思ってください。
片付け方法は一番は知識と経験のあるプロを呼び除菌をしてもらった後にご入居されることをお勧めいたします。
(倉敷市でのヒートショック)
臭いがないから大丈夫では?
臭いがないから大丈夫・・と安易に思うと痛い目に遭ってしまう方もいます。
例えば一昨年の西日本豪雨で真備は汚染されていまい病原菌による警報まで出ました。
その細菌の多くは「動物由来感染症」と言われています。これは人も同じです。その他、冷蔵庫からの腐った生物(電気の止まっている家も同様)・・
様々な原因を言われていますが特に動物(人間も同様)から出る細菌は判明されていないだけでも数百に上ると言われています。
また、入った後その手をブラックライトなどで照らしてみてください。
体液付着部分は白く光ります。(専用ブラックライトに限る)
これは中々石鹸で洗ったくらいでは落ちません。
その手でどこを触りますか?
車のハンドル、ご自宅のドアノブ、家財、お食事・・そしてその触れたものを大切なご家族様が触り感染してしまう第二次感染、その周囲・ご友人などに移して第三次感染となることもあります。
安易にされてしまえばどのような病気にかかるかもわかりません。
まずは除菌の大切さを知ってください。
そしてご自身の身をお守りください。
そして腐敗臭で困っている方を必ずお助けいたします。