2022年3月30日
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突然の交通事故死 あなたはそんな悪夢を考えたことがありますか?
超高齢社会の日本ですが、地方だと横断歩道の無い所でお年寄りが自転車や歩いて道路を横切るという事も度々見受けられます。ご高齢になった方が増える程、そういった場面も増えるのではないでしょうか。また、本来あってはならない事ですが運転者の不注意で交通事故は起こりやすくなります。昨今ではスマホの普及により脇見運転になることも多くなったのではないでしょうか。下の内閣府からのグラフを見ても分かるように自転車、原付に乗った65歳以上のご高齢の方が交通事故死に遭われている割合は全体の半数以上になっています。
参照元:内閣府HP
そのような事故に遭われて亡くなられた方の遺品整理を、遺族ではなく加害者の方がする必要がある場合もあります。
加害者が被害者の遺品整理をするケースとは・・・
事故に遭われた被害者の方に身寄りが無い、または亡くなられた後、被害者の方のご遺族が相続を放棄されて、且つアパートなどの賃貸物件に住まわれている場合は残置物の撤去をしなければなりませんので、加害者の方がご遺品の整理をする必要が出てきます。
加害者の方からすると起こした事故の清算としてご遺品の整理は必要なことになりますが、気持ちの上ではいたたまれない状態になるもの想像するのに難しくありません。最近ではそのような場面も保険会社がサポートしてくれているようです。今回は前述したケースが起きた被害者の方の遺品整理で保険会社様からご依頼をいただきました。
相続放棄された故人様の最期を見る
ご遺品の整理を始めて感じたのは、ご高齢の男性の1人暮らしとの事でしたがゴミが少なく部屋全体がすっきり片付けられていたことでした。
いつもと同じように手紙など丁寧に仕分け・分別をしていくと、便箋に目が留まりました。
大まかな内容は、「大病を患い余命幾ばくもありませんが、これまでの人生で家族に何か活かせるものがあるかも知れないので、何を書いていけば良いか分からないけども思った事を書いていこうと思います・・・」
文章は途中までとなって書ききれないまま亡くなられたのだと思いますが、大変家族思いな方だったのだなと想像しました。他にも奥様は亡くなられていましたが、青とピンクの対の湯飲みも残されていて、故人様の人柄を感じながらご遺品の整理を進めていきました。
まとめ
コロナウィルスの流行も落ち着いて出歩く人も多くなり、それに伴い交通事故の発生件数も多くなりやすくなるのではないでしょうか。どなたも出来れば天寿を全うして欲しいと願いますが、そうならずご遺品の整理が必要となった時はラスティックまでご連絡ください。
迅速、丁寧に対応致します。料金の相場、計算方法は下記リンクに詳しい内容がありますので、読まれてみてはいかがでしょうか。
施工担当 山本