2022年6月13日
遺品整理を業者に頼むとどのくらいお金がかかるの?
安い業者を探そうと、何社かに見積りをしてもらったけど、
すごく料金に差があるのはなぜ?
遺品整理は一生涯のうちに何度も経験することではない方がほとんどで
どんな事をしてくれるのか、どのくらい料金がかかるのか
人に相談しても相場も分らないことが多いと思います。
ここでは気になる遺品整理の値段についてご説明します。
コンテンツ
遺品整理にかかるお金はどのくらい?
最低限発生する費用
◆処分費・・・一般廃棄物(家庭ごみ)の処分費用相場は10Kgあたり300円前後
産業廃棄物の処分費用相場は10Kgあたり500円前後
その他家電リサイクルや消火器などのリサイクル費がかかるものは別途必要になります。
◆人件費・・・事業所(業者)により異なりますが、時給換算される事業所や
1日あたりで算出される所など様々ですが、
1日1人あたり12,000円(税別)~25,000円前後(税別)
◆資材梱包費・・・ゴミ袋やご遺品を入れる段ボール箱、
搬出の際にご自宅を傷つけない為に行う養生費などが含まれます。
◆交通費・・・トラックや軽トラなど、移動に必要な交通費も発生します。
安くしてもらう為の裏技!
★処分費を減らす裏ワザ・・・ゴミはご自身で捨てる!
業者が処分場にゴミを持ち込むと、一般の方よりも割高な処分費がかかります。
遺品整理業者はご遺品として取っておくものと処分品に仕分けをしますが、
処分品も生ごみ、紙、衣類、鉄、非鉄、廃プラなど、細かく分別をしていきます。
その分別までを業者にしてもらい、その後ご自身でゴミを出すことで
処分費をかなり抑えることができます。
★遺品整理をしてお金がもらえる!?・・・買取をお願いする!
ご依頼した業者が古物商許可(全13種)を取得している業者だったら
売れそうなモノは買い取ってもらいましょう。
実際にかかる費用から買取金額を引いてもらえる可能性があります。
※現在、コロナの影響により貿易が難しくなっており、普段買取していたモノが
買い取りできなくなってしまっているケースも多くあります。
しかし、ラスティックでは、積極的に買取をさせていただき
お客様のご負担を減らすと共にSDGsにも貢献させていただいております。
安い業者=良い業者??
あなたが望むのは遺品整理ですか?不用品回収ですか?
前述で、処分のお話をさせていただきましたが、
食べかけのごはんや、たばこの吸い殻、
ビールの空き缶、ずっと袖を通されていない服、
普通に考えれば「ゴミ」と思ってしまうかもしれないですが、
私共はそれら全てを【遺品】だと思っています。
そこに、生前の故人様の生活があったのだから
そこにある全てはご遺品です。
何度も補修されている家具や、色褪せてしまっているお洋服、
底がすり減ってしまっている靴
そのようなモノにこそ、故人様の深い想いがあると感じております。
遺品整理をしているとそのようなモノと多く出会います。
これらをご家族の方にお渡しすると「いつも使ってたモノだ」
「子供からプレゼントされたモノだ」など、
ご遺品と一緒に想い出が蘇り、涙を流される方も多くおられます。
このようにご親族の方が故人様を想い出すことが
1番のご供養だと考えております。
もし、これを不用品回収したなら想い出の品も全て
「ゴミ」で終わっていることでしょう。
細かく遺品整理をしていくと3日かかるところも
不用品回収だと1日もかからないくらいで終わってしまうでしょう。
さらに、不用品回収やちゃんとした遺品整理をしないことにより、
「現金」が最終処分場にて見つかるという事例もたくさん起こっています。
たしかに、仕分け分別もせず、ご自宅のモノを全て出して処分するのは
時間も人員もかからず安く済むと思います。
しかし、故人様を想うと人生最期のお片付けをそれで終わらせてしまって
良いのかなと思ってしまいます。
まとめ
この記事を読んでくださっている方は「遺品整理」について知りたい
と思ってくださっていると思います。
ラスティックが加盟しております遺品整理総合相談窓口協同組合という
組合では、遺品整理でツライ想いをされた方からのご相談が多く寄せられております。
一生のうちに一度するかどうか、という遺品整理。
そのたった一度を後悔ではなく遺品整理を含め、故人様との良い想い出として
遺ってほしいと強く思っております。
こちらもご参照ください。【遺品整理業者の選び方】