水害後の片付けはどうすれば良い?自分でやる方法プロが行う方法の違いとは

2022年6月17日

ご自宅が浸水被害に遭ってしまったらあなたはどうしますか?

梅雨・ゲリラ豪雨・線状降水帯・台風など
これから水害の増える時期になってしまいました。

「今まで水害に遭ったことないから大丈夫」

と思っていても、今は地球温暖化の影響により
日本の気候も変わりつつあり、
いつどこで大規模水害が起きてもおかしくない状況におかれています。

もし、家が床上浸水・床下浸水してしまった時、
どうすれば良いのか、知っておくことで
いざという時に焦らなくてすむと思います。

ここでは、家が水害に遭ってしまってから
原状回復までをご説明致します。

自宅が浸水してしまった!どうしよう・・・

家が浸水してしまった場合に1番に必ずしておくこと

◆写真を撮る◆
「早く掃除しなきゃ!」と、水の排水作業を始めたり、
泥を掻き出す作業をとにかく早急に始めたくなると思います。

しかし、罹災(被災)証明の取得や保険手続きの際に必要になりますので
必ず写真に収めておきましょう。
※スマホやタブレットなどの端末での撮影でも大丈夫です。

◇撮影箇所◇

・家の景観・・・家全体が撮れるよう、外4方向から撮影しましょう。
・家財の被害・・・畳やタンス、床やふすま、壁など、屋内で浸水してしまったモノ、
        車や農機具など屋外で浸水してしまったモノも
        細かく撮影しておきましょう。
・浸水の深さ・・・地上から何センチくらいの深さが浸水したのかがわかるよう、
        メジャーなどで高さがわかるように撮影しておきましょう。
※この時、指差しをして浸水害に遭ったモノを撮影したらわかりやすいです。

水が引いてきたらすること

水が引いたら片付けを開始される方が多いと思います。
暑い時期ですが、水害後は非常に不衛生になっています。
破傷風などに注意するため、
・肌の露出のない服装
・長靴(釘などが様々な所に落ちていますので、注意が必要です)
・マスク
・ゴーグル
・ヘルメット
を着用しましょう。

1.床下の確認
水や泥が入り込んでいないか確認する必要があります。
床下浸水の場合でも床下には水や汚泥がたくさん入り込んでいて、
それらを全て除去しないと後からシロアリやカビ、
臭いの原因となってしまいます。

2.汚泥の除去
1番体力のいる作業になります。
しかし、汚泥が少しでも残っていると、
消毒をしても効果が得られなかったり、
汚泥から様々な菌が発生し、健康被害にも繋がりかねません。

3.乾燥作業
汚泥や、水に浸かってしまった家財等を全て出した後は、
しっかりとした乾燥作業が必要になります。
垂木などが水を吸収しているので、送風機などを使用しても
完全に乾かすまでには1ヶ月以上の時間が必要となります。


4.消毒剤散布
消毒剤を散布する際に、今一度
汚泥などが残っていないか確認し、
消毒剤を撒きます。
※汚泥に消毒剤を撒いても消毒効果が得られません。

水害後の片付けをプロに頼むとどんな事をしてくれるの?

これまでは、一般の方がご自身で水害後の片付けをする手順をご説明しました。
それでは、プロが水害復旧作業を行う際にはどのような事をしているのでしょうか?

専用機材・専用薬剤を使用し、原状回復をします!

手順は、前述でご説明した通りですが、
私共はそれぞれの専用機材・専用薬剤を使用し作業を行います。

1.床下の確認
床下点検口がないご自宅の場合ですと、フローリングを1部切り取り
床下へ入り込まなくてはなりません。
その為、リフォーム業者や工務店の方などにお願いして
床下点検口を作ってもらう必要があります。
特殊清掃で床を切り取る作業も多いラスティックは
解体業許可も取得しておりますので、他業者を呼ぶことなく
全てを行うことができます。

2.汚泥の除去
もちろん、手作業での汚泥の掻き出しも行いますが、
水中ポンプや集塵機、業務用高圧洗浄機などを使用し、
スピーディーに全ての汚泥を取り除きます。

3.乾燥作業
送風機とブロワヒーターを使用し、
風と熱(温風)により、乾燥時間を短縮させます。

4.消毒剤散布
「表面上」だけでなく「空間」まで徹底除菌を行います。
専用消毒用薬剤、専用カビ取り剤、専用防カビ剤を使用し、
さらには、フォグマスターという専用機材を使い、
表面だけでなく空間の除菌も行います。

5.消臭作業
やはり、水害後に1番気になるのは臭いだと思います。
そこで、OST法(オゾンショックトリートメント)をすることにより、
消臭をすることができます。
世界最高スペックのオゾン脱臭機等を稼働させ、
気になる臭いも完全に取り除きます。

業者がパンク状態で来てくれるのが先の話になってしまった!

そのような場合にこそ、特殊清掃業者にご相談ください。

水害は1件のご家庭だけでなく、広範囲のご家庭が同時に遭われるので、
お近くのリフォーム会社や工務店などは、一斉に問い合わせが入り、
対応が遅くなってしまう事もあります。

また、機材・資材もなかなか手に入らないといった状況に
陥ってしまうこともよくあります。

このような場合、弊社ラスティックでは、
全国各地の特殊清掃業者との繋がりにより、
水害の起きていない地域からの資材・機材の供給を受けることや、
たくさんの人手が必要な水害復旧作業でも、
各地から水害復旧のプロフェッショナルを集め
対応することが可能です。

まとめ

水害に遭われた場合、少しでも手抜きをしてしまうと、
カビやシロアリ、悪臭などにより、
ご自宅の寿命だけでなく、ご家族の方々の健康被害にも
繋がりかねません。

また、業者にお願いしても
水害復旧の原状回復施工方法を知らなければ
意味がありません。
※実際に、業者に施工してもらった後に臭いが酷いと
弊社にご相談があり、床下を見させていただくと、
汚泥などを除去することなく、
消毒剤だけが撒かれている状態ということもありました。

安くて速い業者が良いと思われがちですが、
特に水害に関しましては
時間をかけてでもしっかりとした施工を行わないと
後々、ご自宅を失ってしまう可能性もあります。

もし、水害に遭ってしまった時に
すぐに駆け付けてくる特殊清掃業者を今のうちに
探しておくと、いざという時に心強いと思います。

ラスティックは岡山県から全国各地に駆けつけています。
もし、お近くでおススメの特殊清掃業者が知りたい
という方がおられましたら、
お気軽にご相談ください

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