2023年10月4日
葬儀告別式での出費や各種手続き等にまわる為の時間は思っている以上に大きな負担となり、疲労困憊の中で「遺品整理まで手がまわらない」と悩まれている方はとても多いです。
ここでは、岡山県で遺品整理にかかる料金の相場と、遺品整理業者に依頼する場合でもできる限りお金をかけずに最高の遺品整理をしてもらうコツを解説します。
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岡山県での遺品整理の費用相場一覧
部屋の広さ別料金相場
まずは、お部屋の大きさでどのくらい料金の違いがあるのかを見てみましょう。
最安値 | 最高値 | 平均値 | |
1K | 18,000円~ | 50,000円~ | 35,000円~ |
2LDK | 60,000円~ | 150,000円~ | 116,000円~ |
3LDK | 120,000円~ | 200,000円~ | 173,000円~ |
例えば同じ広さの【2LDK】でも、最安値の業者では6万円~、最高値の業者では15万円~と、9万円もの差があります。
この表だけを見ると最安値の業者に依頼したいと思う方がほとんどですが、これはあくまでも部屋の広さによる基本料金になりますので、ここから先の料金で支払総額が大きく変動してきます。
人件費による料金相場
同じお部屋の広さでも大きな家財、大型家電などがある場合にはスタッフの人数が複数人必要となります。
最安値 | 最高値 | 平均値 | |
スタッフ1人あたりの人件費 | 15,000円 | 30,000円 | 20,000円 |
このように人件費だけでも大きな差額が発生してきます。
もし、先程の【2LDK】の広さで最安値の6万円の業者に依頼しても人件費が最高値の3万円で2人の作業員が入った場合の料金は【部屋の広さ6万円+人件費3万円×2人分=12万円】となります。
ここまでがどこの遺品整理業者も設定している基本料金になりますがここからが遺品整理費用の支払い総額を大きく変動させる項目になります。
処分費の相場
遺品整理の中でも遺品の中の不用品を処分するための費用も発生します。
同じお部屋の広さでも大きく料金を前後させてしまうのが「物量」です。遺品整理や引っ越し業者などは物の量を「㎥」で計算します。
※1㎥=縦1m×横1m×高さ1mのダンボール箱の大きさ
最安値 | 最高値 | 平均値 | |
1㎥あたりの処分費単価 | 6,000円~ | 15,000円~ | 10,000円 |
先程のように【2LDK】の広さのお部屋の物量を30㎥として考えると最安値・最高値でそれぞれ計算すると、18万円と45万円と大きな差額が発生します。
ここまでの料金を【2LDK、作業人員2人、物量30㎥】の平均値で計算すると45万6千円となります。
遺品整理で出る処分品は一般廃棄物(家庭から出るゴミ)となりますので、産業廃棄物には当てはまりません。
しかし、遺品整理業者で一般廃棄物収集運搬許可の許認可を受けている業者は限られています。
【あまりにも処分費が安い場合】
不法投棄されてしまう可能性があるので注意してください。
※依頼した業者が勝手に不法投棄しただけだから、依頼主には関係ない。安くて片付いたんだから問題ない。と、思われるお客様が多いですが、実際は業者だけでなく依頼主であるお客様にも処罰又は罰金が発生してしまいます。
処分費が安い根拠を明確にすることが重要です。
さて、ここからが「遺品整理業者」と「不用品回収業者」の違いによる料金の差になります。
お金をかけずに遺品整理を業者に依頼するコツ
業者に依頼するとどうしてもお金は発生してしまいます。
しかし、ラスティックに依頼することで、費用を大幅に抑えることもでき、さらにご遺品や故人様との思い出などを気持ちよく送り出すことができます。
ご遺品の高価買取致します!
ラスティックでは古物商許可(全13種)の許認可がありますので、骨董品やブランド品、メーカー品だけに限らず、おもちゃやフィギア、ゲーム、車やバイク、農機具など様々な物の買取が可能となっております。また、各分野ごとに目利きのスタッフも配置しておりますので、最高値での買取をさせていただいております。
【遺品整理にかかる費用より買取金額が高くなってしまう事例も多数あります!】
遺品整理の見積り金額は15万円でしたが、ご遺品の買取金額が30万円となり、遺品整理を依頼して15万円もらえた!というお客様もおられます。
処分品ゼロで処分費ゼロへ!
家の中のモノ全てを「ゴミ」と考えてしまうと、全てが「処分品」となってしまいます。
しかし、ラスティックではSDGsや岡山県居住支援法人としての活動として「処分品ゼロ」を目標にご遺品整理をさせていただいております。
【混ぜればゴミ・分ければ資源】
普段、何気なく「ゴミ」として捨てている物でも分別することにより「資源」に変える事ができます。例えば、木製のフォトフレームの場合、フレームは木、表面のクリアシートはプラスチック、台紙は紙、取付け金具は金属として分別することが可能です。
【リユース可能な物は思っている以上に多い】
短くなってしまった鉛筆、冷蔵庫に貼り付けているマグネット、子どもがよく遊んでいた昔のおもちゃ、着なくなった服、履かなくなった靴など「誰も使わないから”ゴミ”」と考える方が多いですが、このような物も全てリユースできます。
世界中には服も文房具もなく、学校に行きたくても行けない子どもたちがたくさんいます。私共は海外貿易により、そのような子供たちや、世界中で貧困に苦しむ方々へ少しでも手を差し伸べることができるよう、積極的に活動しております。
また、賞味期限のきれていない食料品や缶詰などは、フードバンクへの寄付をしたり、その他にも岡山県居住支援法人としてホームレス支援や生活困窮者の方々への寄付をするなどの活動をしています。
遺品整理専門業者の強み
あなたは病気になった時に「病院」か「動物病院」どちらに行きますか?
同じ「病院」でも人と動物と、対象となるものが全く異なります。
それは「遺品整理」でも同じです。
遺品整理専門業者では、
葬儀告別式は故人様・遺されたご遺族様の為に行う儀式。
遺品整理は故人様の遺された物(ご遺品)の為に行う儀式。
このように考えております。
「家の中にあるものを全て空っぽにして」というご依頼にも、不用品回収やゴミ収集のように、とにかく袋にどんどんモノを詰めてトラックに積んで処分して終わり。とするのではなく、故人様の想い出、ご遺族様のお気持ちに寄り添いながらひとつひとつを丁寧に仕分け・梱包をし、全てのご遺品整理が終わったら故人様が大切にしていた物、想い出を故人様のもとへ送り出し、遺されたご遺族の方々へのお気持ちとして、空っぽになったご自宅をサービス(無料)にて徹底した清掃をさせていただいております。
遺品整理で故人様もご依頼くださったご遺族様も、最後は心残りのないように笑顔になっていただくことが私共の志事です。
まとめ
岡山県のみならず、全国的に遺品整理に関する「定価」は存在しません。
その中では「相場」がお客様の判断基準になってきます。
しかし、業者により値段は大きく異なることや、サービス内容の違いがあることにより、業者選びに困られているという声をよく耳にします。
【素敵な遺品整理をしてもらうために】
①相見積もり(複数の業者による見積り)をしてもらった際には、「料金」を比べるのではなく「内容」と「人間性」を重視して選定する。
②見積書にどれだけ細かく記載されているか、契約書の内容はご依頼者の方に合わせた内容のものとなっているかのご確認をしてください。※契約書の締結を行わない業者さにはトラブル回避のため依頼しないでください。
③故人様・ご遺族様のお話をしっかりと聞いてくれ、ご遺品の整理だけでなく心の整理までしてくれる最高な業者さんを選定してください。
遺品整理についてこちらもご参照ください。