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ラスティック加盟の団体で特許取得に成功
弊社が所属する遺品整理総合相談窓口協同組合にて特許庁より特許の査定がおりました。
多くの難関がありましたが国からのお墨付きをいただけたので大変有り難く思います。
特許第7429340号:発明の名称「建物内の異臭の除去方法」
という内容になります。
建物内という事は部屋だけでなく共用部分など建物全てとなります。
また、異臭ということは、孤独死臭やペット臭、火災や水害、その他の異臭全般対応となっています。
特殊清掃 特許を取得した理由として
私たちは以前よりお客様の安全、スタッフの安全を考えながら特殊清掃をしています。
しかし、以前は薬剤も充実性がなくしっかりと消臭・除菌の効力が高いモノを使用しようとすると、
どうしても劇物等、危険性の高い薬剤となっていました。
それを払拭したく探しに探して今では独自のルートでオーガニック薬剤で消臭効力の高いモノが手に入るように弊社ラスティックではなりました。
しかし、作業前にする作業の1つである「空間除菌」や最後に使用する「オゾン消臭・除菌」はどうしても高濃度オゾンの為、人体にも有害かつ植物等、他にも酸化力が強く家や家財、電化製品、ゴム等、痛みが激しく危険性が伴い安全性の担保はありませんでした。
そこで弊社加盟の団体役員と相談しオゾンに代わり尚且つ安全の担保ができるものはないのか、と話に
話をした結果「ヒドロキシル」にたどり着きました。
ヒドロキシルの安全性と消臭力
ヒドロキシルは除菌、消臭能力も極めて高く、尚且つ安全性にも優れているため安全を最優先に考えているアメリカでも病院や高齢者施設、その他多くの場所で活躍している代物です。
また、養豚場などの糞尿がある場所の消臭もアメリカではすでにヒドロキシルが使用されており、消臭力も立証されています。
その他、訴訟大国であるアメリカではオゾンによる人的被害の訴訟が既に何件も行われています。
世界一の国と言われているアメリカのお墨付きがある機材ですので効果も抜群なのが事実です。
ヒドロキシルを深く知るためにアメリカへ渡米!
遺品整理総合相談窓口協同組合ではヒドロキシルの特性やより効果の出る方法を知りたく、
世界最大教育機関であるIICRCへ出向きレジェンドチームと呼ばれるほどの方とお話しを
させていただき、結果アメリカの特殊清掃はオゾンからヒドロキシルに変わってきている
事実も聞いてきました。
また、レジェンドチームの講師からは「日本の技術はアメリカの40年遅れだ!」と言われ
私たち組合員はアメリカと日本の良いとこを取りハイブリッドしたものを考えよう、と
日夜勉強に勉強を重ねました。
その末に特殊清掃の国際資格にも合格することができ日本の特殊清掃業界へお土産が持って帰れたと
思っています。
特殊清掃の国際資格である「TRAUMA SCENE REMEDIATION」とは
TRAUMA SCENE REMEDIATION、以下「トラウマシーン」と呼びます。
日本での特殊清掃の資格では未だ民間資格しかなく内容としてはお金を払って自宅で受けて
提出すれば100%近く合格できる簡易なものしかないため、孤独死大国の日本では現在特殊清掃を名乗る業者が乱立してしまっているのが現状です。
その為私たちは先進国であるアメリカへ渡米し特殊清掃を深く学びに行きました。
その理由の1つにトラウマシーンという国際資格を受け合格することもありました。
実際に全米やオーストラリア、カナダ、その他多くの国では既にこの資格がないと保険がおりない、特殊清掃をしてはダメといった決まり事ができてきています。
それだけ貴重な資格となります。
今回のアメリカ研修で国際資格に2つチャレンジし2つともに合格しできましたが、日本と全く概念も
違い難易度は正直雲の上ほど高かったのが正直な感想です。
この二つの内容としましては日本で言う「特殊清掃」「火災復旧」です。
二つともにヒドロキシルの活躍場所と改めて感じレジェンド講師に尋ねると「まさにその通りだ」
との返答をいただきました。
特許 建物内の異臭の除去方法 まとめ
この特許は建物内という幅広い領域で異臭といったニオイ全般に対応している特許となっています。
上記特許証にも記載の通り「特許74239340」という番号で特許庁に認められています。
今回、国のお墨付きをいただいた事、国際資格取得によりエビデンスを手に入れた事など
弊社ラスティックにとって多くの知識と経験をいただきました。
これをお客様へご提供し喜んでいただける事が私たちの最大の目標です。
今後もラスティックは邁進してまいりますのでご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
株式会社ラスティック 代表取締役
遺品整理総合相談窓口協同組合 代表理事
一社)遺品供養カルチャー協会 代表理事
一社)家財整理相談窓口 理事
一社)居住支援ぷらす 理事
延原直樹