2025年10月20日
ご高齢のお客様の住宅は、長年の生活の中で物が溜まりやすく、認知症やセルフネグレクト(自己放任)といった要因が重なることで、急激に「ゴミ屋敷」化してしまうケースが少なくありません。

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改修工事を可能にする!ラスティックの「ゴミ屋敷」問題解決フロー
改修工事を前提としたゴミ屋敷の清掃は、単に物を外に出すだけでは完了しません。ラスティックは、改修業者様が安心して工事に入れるよう、以下の専門的なフローで対応いたします。
- 【最速の緊急対応と現場調査】
- 初動の速さ: まずはお電話一本で、現場の状況を詳細にヒアリングし、緊急性を判断します。
- 衛生・安全チェック: 現場では、異臭レベル、害虫・害獣の有無、建物の老朽化度合いを確認し、改修工事に必要な清掃範囲と工程を策定します。
- 見積もり担当者が作業担当: お見積もりに伺ったスタッフがそのまま作業責任者となるため、お客様や改修業者様からの細かなご要望が現場作業に確実に反映されます。
- 【お客様の心に寄り添う分別・撤去】
- 遺品供養士の視点: 物の山の中には、お客様や故人様の「大切な想い出」が埋もれています。単に「ゴミ」として扱うのではなく、遺品供養士の資格を持つスタッフが、一つひとつの物に込められた想いを尊重しながら、貴重品や形見を丁寧に捜索・分別します。
- 捜索事例: 過去には、ゴミの山の中から金塊(インゴット)や多額の現金(5,500万円から現金は最高3億円相当)が見つかったケースもございます。見落としなく大切なものを探し出すのも、私たちの重要な使命です。
- 秘密厳守の撤去: 近隣に知られないよう、時間帯や運び出し方法に最大限配慮し、迅速かつ秘密厳守で大量の不用品を撤去します。
- 【徹底した特殊清掃と完全消臭】
- 特許技術による脱臭: 一般的なハウスクリーニングでは対応できない、堆積したゴミによる強烈な異臭(腐敗臭、動物臭、タバコ臭など)を完全に除去します。私たちは、所属する団体が特許を取得した建物内の異臭除去方法(特許第7429340号など)に基づき、人体や環境に配慮した最先端の薬剤と工法(オゾンフリーの「ヒドロ工法」など)を駆使し、臭いの元から徹底的に断ち切ります。
- 除菌・消毒: 雑菌やカビ、ウィルスなどを徹底的に除菌・消毒し、改修業者様が安全に作業できる衛生的な環境を作り上げます。
- 原状回復: 床や壁の汚染箇所を可能な限り洗浄・清掃し、改修工事前の下地が確認できる状態に復旧させます。
過去の事例:改修工事への道のりを拓く
事例1:セルフネグレクトによる孤独死寸前の現場
- 依頼主: お客様(単身高齢者)を担当するケアマネジャー様および地域包括支援センター様。
- 現場の状況: 持ち家の家全体がゴミで埋まり、悪臭により近隣からの苦情も発生。お客様自身も体調を崩し、セルフネグレクトが深刻化。水回りや内装の老朽化が著しく、このままでは健康を害し孤独死につながる可能性が極めて高い状況でした。
- 改修の目的: お客様の命を守るため、バリアフリー化を含む大規模な住宅改修が急務。
- ラスティックの対応:
- 福祉関係者と連携し、お客様の気持ちに寄り添いながら、改修工事の必要性と清掃の同意を取得。
- 3日間で家財・ゴミを全て撤去し、異臭の元を特定して特許技術による特殊清掃を実施。
- 改修業者様が現場に入った際、「ここまで臭いが消えているとは驚きだ」と評価をいただきました。
- 結果: 清掃完了後すぐに改修工事が開始され、お客様は衛生的に保たれたバリアフリーの自宅で、新しい生活を始めることができました。
事例2:ペットの多頭飼育による深刻な汚染現場
- 依頼主: 賃貸物件の家主様・不動産管理会社様。
- 現場の状況: ご高齢のお客様が多頭飼育を続けた結果、床全体が糞尿で汚染され、強烈なアンモニア臭が近隣にも漏れ出ている状態。建物の主要構造材にも腐食が及び、大規模な改修が必要。
- 改修の目的: 建物全体の構造補強と、賃貸物件としての原状回復工事。
- ラスティックの対応:
- 糞尿による汚染箇所を特定し、汚染された床材・壁材を丁寧に撤去。
- 特殊な除菌・消毒作業と、特許技術による強力な脱臭作業を複数工程実施。通常の清掃では取れないアンモニア臭を徹底的に分解。
- 解体・改修工事がスムーズに進むよう、作業の安全を確保した環境を提供。
- 結果: 異臭を完全に除去した状態で改修業者様に引き渡し、予定通りに改修工事が完了。
ラスティックが務めている団体の役割
私たちラスティックは、単一の企業活動に留まらず、社会的な使命を果たすため、複数の全国団体で中心的な役割を担っています。これにより、お客様に「技術」「安心」「心」の三つの担保を提供しています。
団体名(例) | ラスティックが務める役割(代表的なもの) | お客様と改修業者様へのメリット(安心の担保) |
特殊清掃技術関連の団体(例:遺品整理総合相談窓口協同組合) | 異臭除去の特許技術(ヒドロ工法など)の研究開発と普及、業界初となる団体特許の取得。 | 「ニオイは必ず落ちる」という絶対的な自信と、環境に配慮した最先端技術による確実な完全消臭。 |
居住支援協議会・福祉関連の団体(例:一般社団法人家財整理相談窓口) | 単身高齢者や住宅確保要配慮者の居住環境改善の相談窓口、行政・福祉機関との連携強化。 | セルフネグレクトなど、単なる片付けでは解決しない複合的な問題を、福祉の視点からサポートし、適切な支援へ繋げる安心。 |
供養・遺品整理関連の団体(例:一般社団法人遺品供養カルチャー協会) | 遺品供養士の育成、グリーフケア(悲嘆のケア)の実践、供養の心を基軸とした遺品整理の推進。 | 故人様やお客様の想いを最優先し、心に寄り添った丁寧な分別・供養を実施。心の整理から改修工事後の新しい生活をサポート。 |
お客様目線のQ&A:改修業者様からの疑問に答えます
質問 (Q) | 回答 (A) |
Q1: なぜ改修業者だけでは片付けが不可能なのですか? | A: 物の多さだけでなく、ゴミ屋敷の現場には異臭、害虫、ウィルス、そして腐敗による建物の汚染という特殊な問題が伴います。これらは専門的な知識、特殊な薬剤、そして特許技術による完全消臭が必要であり、通常の改修業者様の作業範囲を超えています。 |
Q2: 清掃費用は高額になりますか? | A: 現場の汚染度や物量により異なりますが、お客様の負担を軽減するため、買取可能な家財や貴金属の査定を同時に行い、清掃費用から相殺することも可能です。無料見積もりで明瞭な費用をご提示します。 |
Q3: 遠方に住むご家族(ご遺族)との連携は可能ですか? | A: はい、可能です。遠方のお客様には、お電話やオンラインでの打ち合わせに加え、作業前・作業中・作業後の写真付き報告書を詳細に作成し、進行状況をきめ細かくご報告いたします。鍵の受け渡しから完了まで立会い不要で対応できます。 |
Q4: 孤独死や事件現場の清掃も対応できますか? | A: はい、特殊清掃の専門家として、孤独死、事件・事故現場、火災現場など、高度な技術と倫理観が求められる現場に特化して対応しています。「命の現場」として故人の尊厳を守り、完全消臭・除菌を徹底します。 |
Q5: 作業中に近隣から苦情が出るのが心配です。 | A: 秘密厳守は私たちのプロ意識の根幹です。ご要望があれば社名のない車両の使用、作業時間帯の配慮、服装への工夫、ゴミ搬出方法の工夫など、徹底したプライバシー保護策を講じます。 |
まとめ:改修工事を成功へ導くプロフェッショナル連携
改修業者様にとって、現場がゴミ屋敷状態であることは、単なる遅延ではなく「お客様の命や安心を守れない」という焦りにつながるものと拝察いたします。
私たちラスティックは、改修業者様の「お客様を助けたい」という強い想いを実現するため、以下のポイントでお力になります。
- 絶対的な技術力で「臭い」と「衛生」の問題を完全解決: 特殊清掃の特許技術と国際資格を持つプロが、改修工事を阻む最大の要因である異臭と汚染を完全に断ち切ります。
- お客様の「心の整理」を重視: 遺品供養士が、物の整理を通じてお客様の心のケアをサポート。不安を安心に変え、工事後の新しい生活へとつなげます。
- 連携によるスピード感と安心感: 改修業者様、私たち、そして必要に応じて福祉関係者が密に連携することで、最短での工事開始を実現します。
「ゴミの山」を「安心の現場」に変えるプロフェッショナルとして、私たちは改修業者様と共に、ご高齢のお客様の豊かな未来を築くための第一歩を担います。
特殊清掃専門:ラスティック極
お困りの現場がございましたら、どうかすぐに私たちにご相談ください。