アパートやマンションなど、賃貸物件で孤独死としてお見つかりになり、消臭・除菌など
の特殊清掃をしっかりとしていただける業者を探しているあなたは危険回避のためにも
このブログをご一読ください。
また、特殊清掃も一つの葬送儀礼です。
コンプライアンスを遵守しないとお客様にも行政などからのペナルティーがある可能性が
あります。
ペナルティーは業者だけではありません。
お客様、故人様のために想いのある業者をお選びください。

コンテンツ

岡山の特殊清掃業者は値段がバラバラで相場が分からない

岡山県では賃貸物件が少なく特殊清掃を専門としている会社がほとんどありません。
従い、副業として特殊清掃を半端な知識や経験でしている業者がほとんどです。
そのため、施工が未熟で工程の抜けているところが多く、結果匂いが落ちていない場合が多いです。
中には「床上洗浄のみ」といった説明をする会社もありますが、基本的に体液や血液は床下にまで
流れ落ち、基礎部分に浸透してしまっているため、体液や血液を基礎部分から取り除き尚且つ
防臭も施す技が必要となります。
そのような施工が抜けてしまっているともちろん料金的には安くなると思いますが反面匂いは
落ちないでしょう。

特殊清掃の価格相場ってあるの？

特殊清掃も遺品整理も各県によって値段の相場が全く違います。
その理由として知識のない業者による価格崩壊です。
こういった業者が多い県はどうしても平均価格が低く設定されて
いるケースがありますが、上述通り必要施工を見抜く会社は知識のない会社
に比べ平均金額が妥当といえます。
（例）
岡山県での特殊清掃の平均価格一例

壁	クロス
床	フローリング
基礎	RC
お亡くなりになった場所	フローリング
広さ	1K
臭気	やや強い
日数	約2週間
総人数	18人程度

このような場合、クロスや床解体費用にその撤去費用などもかかりますが、岡山県の平均価格としては
60万円〜90万円（税別）が妥当な範囲内でしょう。
これを大幅に下回ったり大幅に上回ったりすると怪しんだ方が良いと考えます。

孤独死が起こった際、特殊清掃業者は何をしてくれるのか！

一般的に、孤独死が起こり特殊清掃業者がすることは以下になります。

・遺品整理
お部屋にあるご遺品のお片づけや買取など
・消臭・脱臭
匂いを落とすにあたっての必要箇所の内装解体、消臭剤、除菌剤の散布
防臭施工、オゾン燻蒸
・現場供養
お亡くなりになったお部屋の供養も行っています。

上記のようなことが一般的になりますが、深掘りすると何十通りの施工にもなります。
また、お亡くなりになられたお部屋の構造、お亡くなりになった場所、体液の浸透具合、臭気の強さ
により施工方法や薬剤も調合し臨機応変に変えていきます。

特殊清掃でよくある質問として

Q匂いは本当になくなりますか？
Aもちろんなくなります。
ラスティックでは、過去多くの実績を持ち多くの知識と経験から
完全消臭をすることが可能です。
Q特殊清掃にかかる日数を教えてください。
お部屋の広さや程度にもよりますが、平均日数大凡2週間程度です。
Q匂いの軽減だけでも可能ですか？
A可能です。
本来は完全消臭がメインの会社ですが、お客様に合わせた
施工をさせていただきます。
Q匂いが玄関外まで漏れていますがそちらも消臭してくれますか？
Aもちろんさせていただきます。
外に漏れている場合、近隣トラブルになる恐れがありますので
緊急対応いたします。
Q特殊清掃業者はどこの会社でも匂いを落とせますか？
Aいいえ、落とせません。
現在ホームページ上だけでも約8000社が特殊清掃を名乗っていると言われています。
しかし、完全消臭ができるのは約30社程度と言われています。
Q近隣に特殊清掃をしていると知られたくないのですが・・
Aその場合、普通の清掃業者のように出入りしますのでご安心ください。
Q遺品整理、残置物撤去もしてくれますか？
Aもちろん可能です。
特殊清掃専用の遺品整理・残置物撤去をしますので匂いも広がりません。
ご安心ください。
Q匂いの付着しているものも買取可能ですか？
A体液が付着していなければ、特殊清掃の技術で消臭・除菌しますので可能です。
Q車やバイクの買取はできますか？
Aしっかりと高額査定いたします。
Qマンションや家を買って欲しいのですが可能ですか？
A可能です。しっかりと高額査定をさせていただいています。
その他何なりとご相談ください。

やさしさプランで匂いを軽減しよう

ラスティックではお客様が至急必要な「通帳」「印鑑」「権利書」といった貴重品
をご自身で探せるようやさしさプラン（83,430円（税別）を設けています。
6畳程度を消臭・消毒、をメインとしています。（完全消臭ではありません）
こちらで匂いを軽減してご近隣からのクレームを回避しましょう。
また、この間にご家族と今後の流れをお考えすることもできるため、
多くの方がご利用されています。

ホームページで特殊清掃業者が多すぎて選びきれないが急いでいる！

現代のネット社会では少し調べただけでも情報が溢れかえっています。
また、各社のホームページやブログにも良いことだけを書いている会社もあります。
もちろん、各社強みもあれば弱みもあるでしょう。
また、特殊清掃の場合はお客様も業者を選んでいる時間もない方がほとんどです。
特殊清掃業者は365日24時間、お客様のために駆けつけ安心をご提供できなくてはなりません。
警察から入室の許可が出たらすぐに施工をしないとニオイの広がりは早く復旧費用も高くなってしまいます。
特殊清掃業者に連絡した際は特殊清掃担当部署に変わっていただき詳しくどの程度まで施工をしてくれるかなどを聞いてみましょう。

・臭気測定器で匂いを測りそれに基づいた費用の算出をしているか
・どのような施工方法をしていくのか
・薬剤・機材の豊富さ、それらの能力はどの程度か
・過去の会社の実績
・全国団体に加盟しているか（資格の会員ではない）
・契約書はどのようにしているか（完全消臭できるか）
・アフターフォローはあるのか

最低でもこの辺りは聞いておきたいところですね。

岡山県内で実際に特殊清掃を本業としてしている会社はあるのか

残念ながら本業としてしている会社は弊社以外に聞いたことがありません。
※遺品整理総合相談窓口協同組合2023年調べ　
では特殊清掃を名乗っている業種とは何があるのか

・ハウスクリーニング
・産業廃棄物業者・一般廃棄物業者
・骨董品・買取業者
・工務店
・遺品整理・家財整理
・土木工事業者
・解体業者
・家財整理業者

このあたりを本業としている会社が実は多いです。

特殊清掃を副業としている業者は消臭ができるのか？

正直、特殊清掃はかなり奥が深く、中には10年以上本業としている会社でも
匂いを取り除くことが困難な状況もあります。
目に見えない匂いとの戦いのため副業でできる程甘くはありません。
ラスティックは3件に1件が他社のやり直し作業ですが、クロスを剥いだだけ、床を切り取っただけ、
中にはファ◯リーズなどの消臭剤を吹いて終わっているなどひどい現場もあります。
これは嘘のような本当の話で、お客様が何も知らないと思い口先の「値段が安い」で言いくるめる岡山県では多くある悪質な手口です。

ウジやハエが多くて困っている！駆除してほしい！

ウジやハエが大量発生して中に入れないので駆除してほしい！
このご相談はすごく多くあります。
ハエの発生源は「匂い」です。
「警察が窓を開けていた」「換気扇の隙間があった」「管理会社が窓を開けていた」
など、原因は様々ですが、匂いを好んでハエが入り、卵をいたるところに産んでウジとなり
孵化してハエとなります。
従い、卵は部屋だけでなく、家財などにも多くのハエを産んでいます。
また、ハエは明るいところに群れ、ウジは暗いところを好みます。
これは、床下も同様で床を剥ぐとウジの抜け殻があることも珍しくはありません。
ハエが産卵して早ければ半日ほどで孵化し、2週間ほどで成虫のハエとなります。
特殊清掃が終わったと引き渡されてハエが発生しアフターフォローをしてくれず
困っていらっしゃるご遺族さまも見てきました。
また、卵は殺虫剤に耐性があるため駆除に困難します。
卵まで駆除をするにはお部屋の広さにも関係しますがお時間がかかりますが責任を持って
駆除いたします。

特殊清掃の流れと大切な知識と経験とは？

これは正直臨機応変なのでマニュアルはありません。
以下、基本的な流れを説明いたします。

①お部屋全体の消毒
②体液箇所消毒
③体液・血液除去
④床剥がし（必要箇所）
⑤基礎部分体液除去
⑥防臭
⑦搬出導線作り
⑧遺品整理（家財等搬出作業）
⑨クロス剥がし
⑩ルームクリーニング
最後にオゾン燻蒸

というのが一般的な流れですが、前後したり状況によってプラスの施工をしたりとなります。
この中でも⑩のルームクリーニングは非常に大切な施工の一つと弊社は考えています。
油分などが部屋中に付着しているため、薬剤を臭気に合わし調合し作り上げた薬剤を使用し
臭気をなくしていきます。
また、タバコを吸われていた部屋ならヤニにも匂いが付着しているため、プラスして「ヤニ落とし」もしなくてはなりません。
ヤニは漢字で「脂」と書きます。
主婦の方はお分かりの通り、人の油分、ヤニのどちらも「油性」です。
キッチンの油を落とすのも大変ですが、それを部屋中に施工します。
もちろん、その部屋に適した薬剤をその都度作らなければなりません。
また、アンモニアの臭気に対しては基本的には「酸性」で落としていきますが、
普通の酸性薬剤では後で匂いも取りの可能性がありますのでご注意ください。
また、特殊清掃というくらいですので、清掃の技術、仕上がりも大切です。
もう一つ大切な工程として「大工の知識」です。
床の下には根太などが多くあります。
もちろん、少なからず手のつけようがなく取らなければならないことも
ありますが、基本的には体液を除去し防臭し、再利用ができるようにします。
そうすることにより、お客様の原状回復費用が大幅削減できます。
この防臭には塗装の知識も非常に大切となります。
この素材に対して何の塗料を何度塗りすれば良いのか！
これらは、経験をしてきた業者にしか分かりません。
業者がお客様騙しに言うことがあるかもしれませんが
お気をつけください。

特殊清掃に石綿の事前調査は必要になりますか？

令和5年10月より石綿事前調査の報告が完全義務化となります。
報告が必要な工事として
①解体部分の床面積が80平米以上の建物の解体工事
※建築物の解体工事とは、建築物の壁、柱および床を同時に撤去する
②請負金額が税込100万円以上の建築物の改修工事
※建築物の改修工事とは、建築物に現存する材料に何らかの変更を加える工事であって
、建築物の解体工事以外のものをいう
※請負金額は、材料費も含めた工事全体の請負金額をいう
③請負金額が税込100万円以上の下記工作物の解体工事・改修工事
・反応槽、加熱炉、ボイラー、圧力容器
・配管設備（建築物に設ける給水・排水・換気・暖房・冷房・排煙設備等を除く）
・焼却設備
・煙突（建築物に設ける排煙設備等を除く）
・貯蔵設備（穀物を貯蔵するための設備を除く）
・発電設備（太陽光発電設備・風力発電設備を除く）
・変電設備、配電設備、送電設備（ケーブルを含む）
・トンネルの天井板
・プラットホームの上家、鉄道の駅の地下式構造部分の壁・天井板・遮音壁、軽量盛土保護パネル

上記の事から建築物石綿含有調査者が事前調査しその上で石綿作業主任者が石綿（アスベスト）取扱い特別教育を受けている者を指揮し施工しなくてはなりません。

2006年以前の建物にはアスベスト使用の可能性があります。
アスベストは奇跡の鉱物と言われており多くの建物にも使用されていましたが
2006年に改正された「労働安全衛生法施工令・石綿障害予防規則」により
実質的に使用禁止となりました。
そのため、2006年以前に建設された建物にはアスベストが使用されている
可能性があるといえます。

遺品整理・特殊清掃のトラブルと契約書！

遺品整理や特殊清掃には契約書が必要です。
実はこのどちらもトラブルが非常に多くお客様のためにも
必ず内容をご確認の上でいただいてください。

遺品整理で特に多い3つのトラブル事例
・山や川などに不法投棄、そして業者に連絡が取れない。
・高額請求、見積書と違う
・盗難

内容説明

これらは他人事ではありません。
安いには理由があります。
・不法投棄
リユース・リサイクルに力を入れている会社は岡山県では
まだかなり少ないです。
そのため、ほとんどのご遺品が処分されていると聞きます。
しかし、処分費用は決して安いわけではありません。
また、処分場も仕分け・分別が細かく全て分解をしていかないと
引き取ってくれず持って帰らされます。
そのため、業者が安いのはかなり怪しいと感じておいてください。
・高額請求
高額請求は全国的に多く、見積書の数倍請求された話やご相談は
よくあります。
もちろん、お客様が追加で出された場合は業者も再見積もりをさせていただき
ご了承の上で遺品整理を行います。
・盗難
岡山県でも多いのが「盗難」です。
これはかなり多いです。
業者の中には買取屋や目利きの人間も多くいます。
そのためお客様が分からないと思い持って帰る、また、お金が出てきたので
ポケットへ！金やプラチナなどの貴金属も同様、お客様に報告もせず
盗難をする悪質な業者が本当に多く存在します。
このような悪質な業者は岡山県でも多く存在していますのでご注意ください。

特殊清掃で特に多い3つのトラブル事例
・匂いが落ちないまま引き渡された。
・後々、ハエが発生したがアフターフォローがない
・匂いが再度してきたが消してくれない

内容説明

弊社の特殊清掃の3件に1件は他社のやり直しです
発展途上の業界故にこのようなことが起こっています。
・匂いが落ちず引き渡された
見積り時から「どこの業者が施工しても匂いは落ちませんよ」
「床上清掃で大丈夫ですよ」
などと言われ依頼したが匂いがまったく落ちていなく
管理会社にまた業者を探してきちんと落とすように言われた。
・施工が完了し引き渡されたが後々ハエが出てきた
普通の業者なら、目に見えるハエやウジなどは取り除いて帰るでしょう。
しかし、卵まで気がつく会社は実は少ないです。
また、気がついたとしても駆除の施工方法までは知らないと考えても良いでしょう。
ハエは孵化するまで2週間程度かかります。
そのため、引き渡されてからアフターフォローに入ってくれない会社は
オススメできません。
また、卵の駆除方法を知らない会社もオススメできません。
・匂いが再度出てきたが消してくれない
こちらは良くあります。
私たちはこれを「匂い戻り」と言いますが、特殊清掃では薬剤やオゾン発生機を
使用し、お部屋の消臭・脱臭や除菌をしていきます。
その中で、経験値の低い業者はオゾン薫蒸後すぐのお引き渡しが多く見受けられます。
そのため、お客様が確認に行った時には薬剤やオゾンによるマーキング工法をされている
恐れがあります。
簡単に言うと、匂いの成分を匂いの成分で包んでいます。
従って、被さった匂いの成分が自然に取れていくと、下の匂いが出てきて
匂いが出てくるといった仕組みになります。
しかし、その業者はそこまでしか匂いを取る能力がないからそう言った現象が
起こっているわけです。