孤独死増加現象
本日は、岡山市で孤独死による特殊清掃、特殊清掃前の遺品整理をさせていただいています。
この2〜3日岡山県では急な冷えとともに雪が降り、寒さに耐えきれずに孤独死に至ったように思います。
寒さや暑さに弱いご高齢の方には非常に辛い季節とも言えます。
早期発見で特殊清掃?
早期発見でも特殊清掃はあります。
昨年も死後4日でDNA鑑定に行かれた仏様がいらっしゃいました。
廊下で倒れており、カーテンはなく窓から直射日光で照らされ腐敗の進行が異常に早くなってしまったケースです。
こちらの写真、右手がすぐ窓になっており残酷な最後を遂げられました。
今回も同じく小窓から直射日光がご遺体に射し込み腐敗が酷く孤独死独特の腐敗臭、死臭が充満していました。
このような原因から早期発見でも特殊清掃へ入ることは有ります。
特殊清掃の遺品整理って?
孤独死をされてしまったお部屋の家財や不用品には悲しいことにウイルス(雑菌)が付着している可能性が非常に高いと思います。
その為、梱包して運びださなければ臭いやウイルス(雑菌)も広がります。
これがアパートやマンションなら当然共同部分に臭いが広がりご近隣からのクレームの元となってしまうでしょう。
その為、臭いや雑菌を出さない為に遺品整理の際にも特殊梱包をする必要があります。
※この様に臭いを広げないします。※
作業中に臭いのクレームがあった時の対応は?
基本的にラスティックでは作業中に臭気は予め下げていますので臭い問題に発展することは考え難いですが、ご近隣の方が神経質になっていればクレームに発展することも0ではありません。万が一クレームになったとしてもラスティックが全てフォロー致しますのでご安心してご依頼ください。
岡山市中区倉田の民家の解体をされるので解体前に家財を片付けたいとのご依頼で
残置物撤去をさせていただきました。
一般の方はご存知の無い方も多いのですが、家財の撤去処分は「家庭系一般廃棄物」、
解体ゴミの処分は「産業廃棄物」となり大変ですが2つの区分けがあります。
これをしないと廃棄物処理法にひっかかってしまいます。
罰則にご注意を!
最近では最終処分場の埋め立てゴミが年間約500万トンもあり、埋め立てる
場所がなくなってきています。
その為、環境省が各自治体の市役所へファックスを送り厳しく取り締まっています。
もちろん、違法に回収していると行政に呼び出されることもあります。
そのようなことから、最近ではお客様がきちんと適正な処分をされるように
業者へご依頼されています。
業者に騙されないように、しっかりと「遺品整理総合相談窓口協同組合」という、
機関がありますので、そちらの組合員へご依頼されるのも一つの手かもしれません。
そちらは国の認可をいただいている機関ですのでまず間違いはないでしょう。
ゴミ屋敷整理、粗大ゴミ、仏壇処分、残置物撤去、なんでもご相談くださればお受け
できます。

本日の残置物撤去
作業時間 |
8時間 |
間取り |
5LDK |
作業人数 |
7人 |
搬出物量(㎥) |
38 |
岡山県でも現在災害もあり解体業者をあちらこちらで見かけます。
被災地では罹災証明があれば現段階では必要ありませんが、
その他の自治体では違法行為となる為お伝え致します。
実際にラスティックでも「解体」「解体前の家財処分」をしている為
岡山県において大変多い違法行為の事例を書きます。
このブログを見てくださっている方は
大まかに「一般廃棄物」、「産業廃棄物」をお分かりでしょうか?
解体作業をするにあたり、家財の処分、撤去をするには「家庭系一般廃棄物」
が必要となります。
家財を全て運び出した後は「産業廃棄物」が必要となります。
これは法律です。
ただし以下の特例があります。
「・災害時の応急仮設建築物に係る工事である現場」
「・緊急復旧工事である場合」
「・有害物質等により建築物等が汚染されている場合」など
です。
これを怠っている、いわゆる「ミンチ解体」http://kaitai.com/qa/1225/
をしているモラルの低い業者が多いです。
県民局、市役所の対応がまだ弱いところもあるのかもしれませんが、
それ程多いのも事実です。
遺品整理、生前整理などをしていても思いますが、思い出は各家庭に必ずあります。
しかし、お客様はその違法事実を知らない方も多くいらっしゃるのが事実です。
思い出の品を違法にミンチ解体されるのもいかがなものかと思います。
家財を処分、撤去する会社、解体業をしっかりと見極めてお客様も防御体制
に入られても良いかもしれません。
