横浜市で火事!消火剤で全室がピンク色に掃除しても綺麗にならない
今回は神奈川県横浜市の住宅の小火(ボヤ)でしたが、お客様が火災(火事)に気が付かれ、消火剤のレバーを引いて消火しました。しかし火が消えた後には煤(スス)や台所から全室消火剤が飛散して、ベランダ、玄関の外まで一面ピンク色となり、手に負えず消火剤の清掃を弊社ラスティックにご依頼されました。
火事の後の消火剤の清掃方法は?
消火剤の清掃方法は掃除機を使えば、直ぐに目詰まりして掃除機が熱を持って壊れたり、排気型の掃除機では使用後に、消火剤の粉が舞い上がり部屋が粉だらけになります。水拭きも消火剤は、水に混ざらない為、水拭きも綺麗になりません。
ではどうすれば良いのか・・?
答えは消火剤は軽いので舞わないよう細かい毛のほうきにて、根気よく消火剤を取り除くしかありません。
ドアを開けるときにも早く開けると消火剤が舞ってしまいますので時間はかかりますが、根気よくゆっくり消火剤を綺麗に取り除くことが一番早くきれいにすることが可能となります
玄関外側の消火剤清掃後に小さい物置を動かしただけで、綺麗にしたタイルが消火剤で汚れました。
消火剤はとても軽いので、動かす時も気を付けないと、汚してしまいます。
細かい所も徹底的に綺麗に清掃をした後に、最後の仕上げに埃の出ない掃除機で消火剤を全て取り除きました。
消火剤はその時に綺麗になっても、軽くて舞うために、翌日に最終点検したうえでお客様に納品いたしました。
関東・神奈川・横浜・静岡・御殿場市・沼津市・三島市・富士市・島田市・浜松市関西・岡山・広島・鳥取、その他全国対応いたします。
特殊清掃の相談ご依頼は、株式会社ラスティックまで御連絡ください。
火事火災の経験実績は全国でもトップクラスに豊富に有ります。
何なりとご相談ください。
0120−293−556
『フリーダイヤル』尽くす心
火災後のリフォームまでにやっておくべきこと
まずしなければいけないことは、火災後の現場を写真撮影する事です。次にすべきことはお住いの市区町村窓口や消防本部などに行き罹災証明書の発行・提出、家財の損害の書類提出をすることです。これらは火災ゴミの減免措置や損害保険を受ける際に必要となります。
書類が整いましたら、最初にお住まいの市町村にあるクリーンセンターに火災ゴミの分別方法の確認を致します。クリーンセンターの指示に従い、火災ゴミの分別・処分を致します。特別管理産業廃棄物に関しましては火災ゴミは受け付けないところが多いので、要確認となります。弊社でも火災ゴミの分別処分、罹災証明対応(付き添いサポート)も致しますのでお気軽にご連絡・ご相談くださいませ。
今回は沼津市のマンションで発生した火災現場の消臭作業をご紹介いたします。
火災ゴミを搬出しても、煤の苦い臭気が漂う
一般ゴミの搬出、解体作業、産廃ゴミの分別・処分も終わり、臭気も下がりましたがコンクリートの躯体まで煤が付着しており、煤やダイオキシンの臭気が玄関の外まで漂っておりました。こういった場合にはコンクリートに付着した煤を全て落とす必要があるので、デッキブラシ、サンダー、ほうき、掃除機などを駆使し煤の除去作業を致しました。
オゾン燻蒸による消臭
火災ゴミを全て撤去し、解体します。スケルトン(骨組みなどが見える状態)にした後、さらに煤の除去清掃しても煤の焼け焦げた臭いは残ってしまいます。この臭いの原因はダイオキシンなどの有害な化学物質や煤が壁・天井のコンクリートの隙間に入り込んでしまった事によるものです。こういった臭気は清掃作業だけでは中々落ちにくいものとなります。
粒の直径は、15〜400ナノメーター程度と非常に小さい為、人間の目には見えない隙間にも入り込みます。これが清掃作業を行っても臭いが中々取れない理由となります。 1ナノメ-タ-は1/100万 mmです。
消臭の為オゾン燻蒸を施工するときには、可能な限り密閉状態にします(密閉することにより消臭効果を上げることができます)。火災現場ではドアや窓が燃焼により破壊されている場合もあるので、養生をして密閉空間を作り上げます。そして火災ゴミの撤去・除去清掃終了後、タイマーを設定しオゾン燻蒸を必要日数施工致します。室内の広さにもよりますが消臭するには5日から10日程度、オゾン燻蒸が必要となります。
コーティング剤による消臭
今回使用したコーティング材料は、炭の活性炭を混ぜたコーティング剤を使用致しました。施工時の注意点はコンクリートの気泡や穴にコーティング剤をしっかり入れるように塗布することです。穴をコーティングして塞ぐことにより臭気の原因が無くなり、最後に床のコーティングを施工すれば、オゾン燻蒸による完全消臭が可能となります。
火災現場を臭気センサーで測定
弊社では、臭気センサーによる作業前と作業後の臭気の減少をデータで数値確認することができます。
火災でお困りの方は、お気軽にラスティックまでご相談、連絡してください。
大阪府茨木市で新型コロナ消毒作業を行いました。
大阪府茨木市にある大手重機レンタル会社様にてコロナ消毒のご依頼・ご希望を受け、実施してまいりました。
こちらの会社様は複数回ご依頼頂いてくださっており、新型コロナウイルスの感染防止に対して積極的な方針をとられていらっしゃいます。
まずは従業員様の安全を確保し、気持ちよく働ける職場を取り戻したい、とのお話を伺いました。
初期消毒
初期消毒とは、薬剤での拭取り作業を行う前に施工しており、オゾン発生機で表面・空間中の菌やウイルスを不活化します。
ラスティックでは、この初期消毒と拭取り作業を併せた「ハイブリッド工法」を施工しています。
ハイブリッド工法とは
ハイブリッド工法とは、オゾン発生機を使用して表面・空間中の消毒・除菌を行う初期消毒と作業員による薬剤を使用した拭取り作業を合わせた作業の事です。
WHO・CDC・厚生労働省の3機関が推奨する薬剤での拭取り作業ですが、それだけでは消毒しきれない可能性があります。
そこに、オゾンによる消毒・除菌を加えることで菌やウイルスの除去を100%に近づけていきます。また、このオゾンの効果は奈良県立医科大学でその有効性が証明されており、作業に取り入れています。
拭取り作業
初期消毒作業が終了し、換気が終わり次第、次工程である拭取り作業を行います。
拭取り作業は拭き漏らしが無いよう丁寧に行います。
拭き方にも専門的な方法があり、必ず一方向に拭き取るよう作業します。
こうする事によって、拭き漏らしを無くしつつ、しっかりと菌やウイルスを拭き取る事が出来ます。
写真のようにひたひたになるくらい薬剤を使用して拭取ります。
塗り込むようなかたちで作業します。しっかり薬剤を行き渡らせる事によって、効力が発揮します。
ただ、精密機器類は薬剤が水溶液ベースな事もあり、ショート・破損の原因となるため、固く絞り二度拭き三度拭きで対応しております。
机・椅子等は表側だけでなく裏側・側面も拭取ります。表面以外にも触る個所は多くありますので、注意深く確認しつつ作業を行っていきます。
お客様より頂いたお声
今回、作業後に立ち合い確認して頂いた際にとてもありがたいお言葉を頂きました。
「新型コロナウイルスはとても怖いものだけど、それに立ち向かってくれて本当にありがとう感謝しています。」
私たちにとってこれほど元気を頂けて、力が湧いてくる言葉はありません。
これからもお客様にご満足いただけるよう邁進してまいります!
(株)Rustic 施工担当 板田 慶紀