訪問介護での亡くなったご利用者への対処法:突然の出来事にどう対処するか

2023年2月9日

※注意:この記事には実際の孤独死現場での写真があります。

訪問介護(居宅介護)先でご利用者様が倒れていて
完全に息もしていない!

介護ヘルパーをしていると、このような場面に
直面することもあります。

こんな時、どのような行動をするのが良いのでしょうか?

また、亡くなられた場所や原因によっては
死後の片付けや清掃についてご相談を受けることも
あるかもしれません。

このような場合、どのようにお答えするのが良いのでしょうか?

もし、突然の死に遭遇してしまっても慌てず行動できるようにしておいてください。

訪問介護現場での死亡発見への対処法:重要な手順と注意点

かかりつけ医もしくは警察に連絡を!

1番に思いつくのは「救急車」だと思いますが、
確実に息もしていなく、死亡している事がわかる場合には
救急車を呼んでも意味がありません。

このような場合は【かかりつけ医】に連絡しましょう。

死因が特定されている場合ですと、死亡診断書を
出していただけ、その後の手続きをすぐに開始することができます。

もし、かかりつけ医がわからない場合は【警察】に連絡しましょう。

ご自宅で亡くなられた場合には事件性も考慮される為
現場検証・検視が行われます。

要支援世帯の早期発見のための通報等ガイドライン

事業所・介護支援専門員(ケアマネ)の方へ連絡

事業所やケアマネの方にご家族の方に連絡をとってもらいましょう。

利用者様が亡くなられているのを発見し、
頭の中も混乱してパニックになっていたり、
警察などに第一発見者として様々な事を聞かれたりと、
対応に追われることになるかもしれないので
できるだけ早く、事業所等に連絡をしておきましょう。

亡くなられたご利用者の方の片付けはヘルパーではできない!

介護ヘルパーが行えるのは
ご利用者の方が生活する範囲で
ケアプランに含まれている事以外を提供することができません。

ですので、ご利用者の方が亡くなられた時点で
サービスの提供ができなくなってしまいます。

ヘルパーをしていると
「ちょっと、草抜きもしてくれない?」
など、ご利用者の方にお願いされることもありますが、
本来はケアプランに含まれていないことはしてはいけない
ということになっているかと思います。

こんな時、すぐにでも手を差し伸べてあげられることなのに、
何もしてあげる事ができないことに
理不尽さを感じたという経験をした方も多いと思いますし、
少しのことだから、内緒でしてあげたという方も多いと思います。

亡くなり方によっては大変な事になります

短時間で腐敗が進んでしまう

亡くなられていた場所などによっては短時間で腐敗してしまいます。
例えば
お風呂、こたつ、ストーブの前、暖房の効いた部屋、
夏場(高温・多湿)な環境、直射日光が当たる場所など、
気温や湿度が高い場所では腐敗が進むのがとても速いです。

臭いがひどいからといって、換気は絶対にしないでください!

腐敗臭は窓やドアを締め切っていても外にまで臭いが出てしまうほどになってしまい、
換気をしたり、換気扇を回したりして、臭気を少しでも軽減させようと考えると思いますが、
窓を開けたりはしないでください。

臭いやハエなどにより近隣の方への迷惑になる可能性があります。

このハエやゴキブリなどの害虫や、ネズミなどの害獣が
体液や血液に集り、それらが足や体に付いた状態で
家中だけでなく、屋外にも広げてしまいます。

もし、お亡くなりになられた方が
感染症(コロナウイルスや肝炎、HIV等)になられていた場合
そのようなウイルスなども広げてしまう可能性があるので
細心の注意が必要になります。

その為、孤独死の発生した部屋に
しっかりとした防護をすることなく
安易に立ち入ることはとても危険です。

そのような場合、安値で応急処置としてご提供させていただいている
やさしさプラン」をおススメさせていただいております。

やさしさプランとは

ニオイやハエ・ウジ虫などがひどく、部屋に入ることができない。
しかし、部屋の中の貴重品(現金・通帳・保険証・印鑑・各種証書等)を取りに入りたい
という場合に応急処置としてニオイの軽減をさせていただく施工となります。

≪サービス内容≫
・汚染物の撤去
・血液や体液の除去
・粗消臭
・粗除菌

ただし、これは「ニオイの軽減」をするための施工となりますので、完全消臭をするには
特殊清掃を合わせてすることをおススメします。

片付けについて相談された場合の紹介先

亡くなられてすぐ発見できた場合でしたら「遺品整理」で済むかと思いますので
遺品整理業者を探してあげましょう。

もし、腐敗が進んでいた場合には「特殊清掃」業者を探してあげましょう。

岡山県では「遺品整理」「特殊清掃」という言葉すら知らない方がとても多いです。

どこに頼んだら良いかわからないから、
役所(自治体)や、社協、ケアマネの方などに相談しても
「遺品整理・特殊清掃」というフレーズはなかなか出てこないので
不用品回収業やハウスクリーニング業、
リフォーム会社や工務店をご提案される事が多いですが
遺品整理では、家の中の物は処分してくれたけど、
まったく掃除もしてくれなかったから、掃除だけ別業者を依頼することになったり、
特殊清掃が必要な場合だとハウスクリーニングでは完全消臭ができず、
臭いを落とす為に別業者をまた依頼しなくてはいけなくなってしまい、
支払い料金も増えてしまうという事例もたくさんあります。

遺品整理業者だったらどこでも良いというわけではないです!

介護職をするには介護ヘルパーや介護福祉士の資格が必要ですが
遺品整理業には絶対に持っておかないといけない資格はありません。

その為、副業として遺品整理をしている企業や会社も多く存在します。
そこで「遺品整理専門」という会社をピックアップするのが
1番信用できるかと思います。

遺品整理業者の選び方はこちらをご参考にしてください。

特殊清掃が必要な場合、慎重な選定をお願いします!

遺品整理と同じく、特殊清掃も資格がなくてもできてしまいます。
しかし
・完全に臭いを落とす。(完全消臭)
・多くの業者に入ってもらわなくても良い。(ワンストップで解決)
これを実現する為には必要な許認可や豊富な実績が必須になります。

まず、完全消臭をする為には
「解体」が必要となることが多いです。

解体と聞くと、家を一軒まるまる壊すことを想像されるかもしれませんが
部分的に床を切り取ったり、壁紙を剝がすことも解体の一部です。

大規模な解体ではない限り「解体届」は必要ありませんが、
床を切り取る際に使用する”丸ノコ”を使用するための資格はあります。
この資格を持っていないと丸ノコを使ってはいけない
というわけではありませんが、
持っているのと、持っていないのでは技術力や信頼感に差が出ます。

次に、ワンストップで解決についてですが、
今ラスティックで請け負う特殊清掃の内容の3件に1件が
他社のやり直し作業になります。

孤独死が発生し、特殊清掃業者に依頼したけど
臭いが全然取れてない!
どこを掃除してくれたのかわからない!

というご相談がとても増えています。

もちろん、どのような状況でもラスティックは
完全消臭をしますが、
他社のやり直し作業となると
お客様の金額的なご負担が増えることと、
1から施工する特殊清掃ではないことで、
作業時間がとても長くなってしまいます。

その理由としては、
孤独死が発生した現場をそのままにしてくれていたら
どこで故人様がお亡くなりになられたか、
どこまで体液や血液などが浸透しているか、
などの、臭いの発生源が特定することが簡単にできます。

しかし、他社が見た目だけを綺麗にしていたりすると
実際にどこで亡くなられたのかを
特殊な機材・薬剤を使用しながら確認をしていかなくてはならなかったり、
前に施工された特殊清掃業者が使用した薬剤を取り除かないと
作業に移れないという場合もとても多いです。

さらに、その調査を進めていると
体液に触れた手でドアノブや手摺りなどに
触れた跡もよく目にします。

このように、体液などが少しでも残っていると
臭いを完全に落としきることは不可能です。

ラスティックではそのような発生源を
ひとつひとつ確認しながら作業を進めるため、
見た目だけを綺麗にされたお部屋の施工には
原因を探す作業にとても時間がかかってしまいます。

他にも、他社が施工した後に「ニオイが再度発生した」「ハエやウジ虫がまた大量に発生してきた」
などというご相談もとても多いです。
完全消臭ができていればこのような問題は発生しないのですが、上記でご説明したように
ニオイの原因をしっかりと取り除く事ができていない場合には99%の確率でニオイは戻ってきます。

弊社では、完全消臭の技術に自信があるからこそ、契約書の中に「施工後2週間のアフターフォロー無料」を入れております。
この2週間というのが施工後ニオイが再発する期間でもあり、ハエやウジなどが孵化する期間にもなっております。

特殊清掃のやり直し作業のおそろしさはこちらをご参照ください。

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