遺品整理の料金は何を元に計算されるの?
遺品整理が世に出始めて19年が経過しました。
遺品整理という名前ができる前2002年より前は「遺品処理」「遺品処分」と言われていました。
中には「遺産整理」「遺体処分」という方もいらっしゃいます。
時代の流れと共に岡山でも遺品整理業者が増加していますがその反面で乱立するようになりました。
遺品整理を主たる目的とする遺品整理業者も多いですが、「やり方を知らない」ご遺品をただの廃棄物として捉えている業者が多くある事も実態です。
そのような業者は然るべき方法で廃棄物を処理せず、不法に山中に投棄している事が考えられる為、真剣にご遺品の整理や不要品の回収をしているお客様を困らせています。
この記事では、どの様な項目にどのくらいのお金がかかるのかを解説していきますので、遺品整理や生前整理、お部屋のお片付けをご検討の方に読んでいただきたい内容となっております。
遺品整理料金の内訳は?
ご依頼をいただく前にお見積りをして、料金にご納得いただけましたらご契約の後に作業に入るのですが
その中で「遺品整理料金」にどのような項目があるのかというと・・・
遺品整理やお片付け等の費用として主に以下の項目があります。
「片付け・梱包費用」は、段ボール箱やテープ等、梱包に関わる労力などの費用になります。
プライバシー厳守のため、中身が分からないように細心の注意を払い遺品整理をするのが普通なのですが、
地方の岡山では作業が荒く、全てが廃棄物扱い、トラックにご遺品が投げ込まれるケースも少なくはございません。
「処分費を含む撤去作業費用」は、遺品整理するご遺品やお片付けするゴミや家財などが、何㎥あるかに対して処分費を含む撤去作業費用をかける事で計算します。
量が増えるに従って料金も増えていきますが、悪徳な業者は不法に投棄する事もありますので、この料金を安く提示する事も可能です。
岡山県の処分費の平均は1㎥あたり10,000円〜10500円(税抜き)ですので、これをあまりに離れている場合は注意が必要です。(見積もりの際にリユースできる品などがあるかどうかで値段が下がることもあります)
産廃業者の相場情報です。ご参照ください。https://recyclehub.jp/articles/pricelist-okayama/
「家電リサイクル料金」は、お家にある4大家電・・・冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンの事で、この4品目を廃棄する場合には別途リサイクルに関わるお金がかかります。(家電リサイクル料金は国民の義務です。)
また、次の項目の
「家電リサイクル運搬料金」は、4大家電を処分出来る状態に準備し、運搬する為の費用となります。
「作業人件費用」は、遺品整理やお片付けが完了するまでのお日にちに作業人員の費用をかけたものです。
「一般廃棄物」「産業廃棄物」の種類によっても値段(料金)が異なります。
産業廃棄物の方が一般廃棄物に比べ1立米に対し約1,000円(税抜き)高くなります。
※遺品整理で産業廃棄物を使う場合とは「クリーンセンター持ち込み不可」の物となります。
以上が主に料金に影響を与える項目でした。
遺品整理料金を減らすには?
「遺品整理や生前整理、お片付けをしてもらいたくて見積りを取ったけど、思った以上の料金になってしまった」というケースは多くあります。
私どもがよくご提案させていただいているのは、可燃ごみや衣類、お布団などゴミ袋に収まるものでお客様でも少し協力いただける部分については料金から差し引かせていただいております。
他にも仕分け・分別で日数を必要とするので、お客様が紙、可燃物、衣類、家電などに分けていただくだけでも日数を減らせる可能性がありますので、作業人件費の料金のご負担を減らす事も可能となります。
ただ、労力とお時間が掛かる事ですので、お客様のご都合に合わせてされるのがよろしいかと思います。
画像のように袋に詰めるのは仕分け・分別の難易度が高いので、カテゴリー別に分けていただくだけでも大変助かります。
買取りについてはどうなの?
また、現代ではリユース、リサイクルが当たり前の社会になっていますので、状態の良い家電や、テーブルや椅子、棚などの家財、陶器や焼き物などの骨董、装飾品は積極的に買い取りをさせていただきます。㈱ラスティックでは古物商全13項目の免許を取得していますので、ご安心してお任せください。
お気軽にご相談ください。
世の中には悪徳、違法な業者もいます。
遺品整理が終わった後、見積書の金額の3倍の請求書が渡されるケースもよく耳にされると思います。
どのようなにして良い業者を見分けるかは難しいです。
㈱ラスティックでは、常にお客様と「契約書」を交わし誠実に遺品整理や生前整理、お片付けに取り組んでおります!
24時間365日対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
施工担当者 山本圭胤
遺品整理後の物品たちの新たな活躍の場
遺品整理が終わって、持ち帰った物はどうなるの?
よくお客様よりこのようなご質問を頂きます。
「持って帰って頂いた物はどうなるんでしょうか」
今日は、遺品整理後に持ち帰った物品たちがどうなるかをご紹介致します。
まずはこちらのソファです。
玉野市にて遺品整理をさせて頂いた際に、持ち帰らせて頂きました。伺った際には少しばかり埃が付いておりましたが、清掃を行い除菌を施す事で次の活躍の場を心待ちにしておりました。
今現在は、声をかけてくださった新たな持ち主様のところで活躍している事でしょう。
次はこちらの洗濯機です。
製造年は少し古いもののとても綺麗な状態でした。洗濯槽内にカビもなく、外観も破損や汚れもありませんでした。持ち主様の貴重品さが伺えます。
私共が除去を施す以外はほとんど手のかからなかったほどです。
この洗濯機は現在、新たな持ち主様の手に渡り、日々衣類の洗濯をこなしているでしょう。持ち主様からも「本当にきれいな洗濯機です。ありがとうございました。」と感謝のお言葉を頂きました。
最後に、骨董品になります。こちらは趣味の側面が強いものになり、場合によっては高額になるものもあります。
今回多数の骨董品が見つかりました。写真はその一部になります。中には茶器や壺、陶器類など様々でした。
こちらも同じご趣味をお持ちの方に託させて頂きました。以前、骨董品収集がご趣味であるお客様が仰っていたお言葉ですが「趣味の物は一時的に私が預かっているだけ。また別の人の手に行く時はその人が預かる事になる。」。
これらの骨董品も今は元の持ち主様の手を離れてはいますが、このように脈々と受け継がれていっております。
後世へ遺すことが大事であるという芸術品の一面を垣間見た瞬間でした。
遺品整理にも様々な形があります。今回ご紹介させて頂いたように、元の持ち主様の手を離れ、新たな持ち主様のところで時間を紡いでいく一面もあります。
遺品整理を行う事で全ての物がこのようになるわけではありませんが、丁寧な作業を心がける事でその量は飛躍的に増加します。
次の世代に向けて、リサイクル・リユースを推し進めていきたいですね!
こちらのブログでは遺品整理がどういうものかについて筆者の主観も交えつつお伝えしております。是非ご覧ください。
ラスティックでは、御遺品のお買取りについても致しております。どんな事でもご相談・ご連絡下さい。
(株)ラスティック 板田 慶紀
季節もだんだんと夏色になり遺品整理(等)も繁忙期を迎えています。
忙しい時期だからこそ手を抜きがちなのが人間の心理です。
ラスティックでは、こういった時期は特に目を光らせ人間力を
高めて現場へ挑んでいます!!

また、忙しい中に付き物なのが怪我です。
しっかりと体を休めることも仕事の一つ!
怠けているわけではなく、質の高い仕事を
するためには休みも必要です。
人間はロボットではありません。
そしてロボットにはできないのが人の心と向き合う
我々の生業です。
遺品整理には供養の知識はもちろん、グリーフケアが
必要となります。
その上で、リサイクル品などを探し出せる目力を養う。
また、「100人100通りの遺品整理」の実施!!
故人様の歴史を大切にした遺品供養!!

小さな事をおろそかにすれば葬送儀礼として成り立ちません。
しっかりとスタッフ一同が志を一つにし、遺品整理、特殊清掃に励みます!
まだまだ夏本番はこれからです。
気を引き締めて参ります。
岡山県でもゴミ屋敷は本当に多くあります。
そして、物量が非常に多い為金額(処分費)が高くなってしまいます。
しかし、ゴミ屋敷化した家を片付けられる方は今大変多くいらっしゃいます。
それはなぜか。
現代ではメディアやSNSなどで様々な情報が得られる為「ゴミ屋敷の怖さ」を
知ることができるからです。
主にゴミ屋敷化してしまう方はある病気にかかっている方が大半です。
その病気とは「セルフネグレクト」です。
簡単に言えば一種の精神病です。
ゴミを捨てるのも億劫になる、ご飯を作るのも億劫になる。
周囲の方と距離を取り出す。
段階や症状の重さにもおりますがこれがどういった結末になっていくのか。
名前の通りゴミ屋敷とは「ゴミの中で日常を過ごす」ことです。
ゴミの中にはもちろん目には見えない程小さな害虫やウィルスが家中に飛び回っています。
それを毎日吸っているということは肺や呼吸器間が破壊され死に至るケースがほとんどです。
また、自炊できずコンビニ弁当ばかりになる方も多くいますが、決してコンビニ弁当やジュース
などは体にいいものではなくこれもまた体を害する物となります。
従って、体の中からも外からも蝕まれていく家と化しているのです。
普段慣れ親しんでいるためそれが「普通」と錯覚しがちですが「ゴミ屋敷は孤立死(孤独死)の合図」
というように、ラスティックが伺ってきたゴミ屋敷の約7割程度は孤立死(孤独死)をされている、
もしくは自殺をされているお宅です。
家はその人の精神状態を写すと言われていますが、その通りで早く助けてほしいといった合図を
出しています。

ゴミ屋敷の片付けでは中々リサイクル品として扱える物(ウィルス付着の為)も普通の会社では難しいと考えられますが、ラスティックでは「特殊清掃」のプロである為、きちんと掃除をしてリサイクル品に戻し出すことも
可能となります。
また、ゴミを片付けた後の特殊清掃も承っておりますのでウィルスの殺菌も可能となります。
本当に高額になってしまうお宅もありますが、まずは「心の整理」と考えゴミを片付け、その後に
特殊清掃を考えられても良いかもしれません。
命に繋がることなのでゴミ屋敷は片付けだけではなく知識がある業者、特殊清掃が本当にできる
業者を探しましょう。
大切なご家族を守るためにも今一度・・・。


※残念ながらゴミに埋もれて孤独死をされていました※合掌

どのような大量のゴミも受け入れ可能です。
他社で断られた案件もお任せください。
追伸
「火災」「子供などの怪我」「雑木林化」「害虫、害獣発生問題」
などにも繋がり大変クレームが増加しています。