孤独死が発生した部屋の清掃は、「孤独死消臭」「特殊清掃」などで検索する方が多いですが、「消臭や消毒」の質が悪いと後で後悔することになります。今回は、値段の安い業者に依頼した結果、消臭に失敗し、結局高額な再消臭が必要になったケースをご紹介します。
安く済ませたはずが…臭いが取れず再発
ある賃貸物件の大家さんが、コストを抑えるために相場よりもかなり値段の安い業者に孤独死清掃を依頼しました。業者は簡単な拭き掃除と、消臭剤の散布のみで作業を終え、一見すると問題ないように見えました。しかし、数日後、内見に訪れた入居希望者から
「異臭がする」と指摘を受け
改めて確認すると、壁や床下にこびりついた臭いが残っていたのです。
当社に再消臭を依頼 → 他社の消臭を含め費用が倍に
国際資格を持つ当社にご相談があり、「孤独死消臭と消毒」など専門的な手段を使い、壁・床の内部までしっかり処理することでようやく完全消臭に成功。しかし、最初から当社のような実績ある業者を選んでいれば、一度で済んだはずの
費用が、結果的に倍以上かかることに
なってしまいました。
まとめ:安さに飛びつくと結局損をする
孤独死清掃は、目に見える汚れだけでなく、臭いや菌の処理が重要です。値段だけで選ぶと、あとから追加の費用が発生し、結果的に損をする可能性が高くなります。
実際に、当社へのご相談の多くは再消臭のご依頼。
「最初からしっかり消臭しておけばよかった…」と後悔しないために、確かな技術と実績を持つ業者を選ぶことが大切です。
▶ お問い合わせはこちら
あなたがもし、孤独死してしまったら
あなたがいないと生きていくことのできない尊い命はどうなりますか?
孤独死現場の多くがゴミ屋敷だということは多くの方がご存知だと思います。
しかし、そこで亡くなっているのは人だけ・・・とは限りません。
この記事では、孤独死現場を片付けている時、実際に遭遇する事の多い
「大量の遺体」についてお話させていただきます。
孤独死現場の特殊清掃依頼で見つけた大量の骨
孤独死された方のご遺体は、警察により持ち帰られ検視されることとなります。
どれだけ腐敗が進んでしまっているご遺体でも、骨は綺麗に残りますので
警察が確実に持ち帰っているので、
特殊清掃でご遺体や骨そのものを見ることはありません。
しかし、今回の現場では想像を絶するほどの骨が見つかりました。
特殊清掃前の遺品整理
今回のご依頼はゴミ屋敷が災いし、発見が遅くなってしまった
【死後3か月半】の現場での特殊清掃です。
特殊清掃をする前に、まずはゴミ屋敷の遺品整理から
作業をさせていただきます。
始めは1番手前(玄関から入ってすぐ)の部屋から
作業を進め、動く為の導線を確保していきます。
どれだけ積み上げられたゴミであろうが、
貴重品や現金、形見や想い出の品、重要な書類などがないか、
ひとつひとつ見落としのないよう、細かくチェックしながら
分別作業をしていきます。
だんだんと積み上げられたゴミが減って床が見え出した時に
数本の骨を見つけました。
しかし、ゴミ屋敷内ではネズミなどの害獣の死骸が腐敗し
骨となり見つかることもよくあるので
スタッフもいつもの事と思い作業を進めていきました。
どれだけでも出てくる骨、骨、骨!?
この日はスタッフ3人で作業をしておりましたが、ゴミが減る度に見つかる
骨の数に驚きを隠せませんでした。
ネズミがゴミの中で死んでしまっていることはあるけど、
ここまで大量に死ぬのはおかしい。
それに、ネズミにしては骨が大きい。
骨の正体は・・・
遺品整理中に見つけた写真や、大量に残されていたペットフードの
袋や缶詰から、骨の正体は犬と猫だということがわかりました。
ご依頼主である相続人の方から
故人様についてヒアリングさせていただいている時にも
「故人は動物が大好きで、野良猫や野良犬を見つけては
『可哀そうだから』といつも連れて帰ってきていた」
と言われておられました。
しかし、ご飯を食べさせてくれていた
ご主人様が亡くなり、残された犬や猫たちは
家の中で野良犬、野良猫状態となってしまい
ペットフードの袋を破って食べたりしていたけど、
最終的には餓死してしまっていたのです。
※ペットからのSOSについてはこちら
かなり広範囲の特殊清掃となりました
ゴミ屋敷の片付け、掃除は特殊清掃業者に依頼するべき・・・ということは
これまでのブログでもお伝えしていましたが、
長年置かれていたゴミの下は床が腐っていることや、
壁などに臭いが染みついていることや、
至る所にカビが発生している為、
完全消臭する為には、全ての臭いの原因を取り除かなくてはなりません。
さらに、今回の案件では
腐敗したペットがいたところも念入りな特殊清掃が必要でした。
最終的には人の嗅覚だけでの報告だけではなく、
2種類の臭気測定器を使い、作業後の臭気をリアルタイムで
ご依頼者の方に見てもらいご納得いただき
作業終了とさせていただきました。
ゴミ屋敷は孤独死へのカウントダウン
岡山県でも孤独死や自殺がとても増えていて、
やはり、その6~7割がゴミ屋敷となっております。
ゴミ屋敷は
自殺へのシグナル、孤独死へのカウントダウン
だということを多くの方に知ってもらい、
もし、ゴミ屋敷を発見した場合には、
行政(市役所や役場など)に報告してあげる、
一緒に片付けるよう促してあげる、
など、周囲が気にかけてあげることが1番だと思います。
もちろん、ラスティックにご相談くださっても
対応させていただきます。
ゴミ屋敷の片付けを依頼してくださった方の多くは、
やはり孤独感を感じられていました。
その孤独感から逃れるように、
ペットの多頭飼いをしている方も多いです。
ペットはご主人様がいなくては
自分では生きていくことができません。
これ以上、岡山での孤独死を増やさない為にも
尊い命を救うためにも
ラスティックも全力で対応致します!
今年の年末は楽したいけど、片付けは「不用品回収業者」
大掃除は「家事代行サービス」や「ハウスクリーニング業者」
と、いろんな業者に頼まないといけない・・
とお悩みではないでしょうか?
また、急いでしてほしいけど
年末でどこの業者も手一杯で今から依頼しても間に合わない・・・。
そのようなお悩みをお持ちの方は実は少なくないのです。
ラスティックでは、片付けも掃除も同時に解決することができます!
業者にお願いしたいけど、安く依頼する方法はある?
あります!
たくさんの業者に見積りをしてもらって、最安値の業者を選ばれる方が
現在とても増えております。
その安さの根拠をしっかりと知っておく必要があります。
安さの理由が「処分費用が安い」だけでは要注意です。
安い理由が「リサイクル・リユースすることにより安くなる」などの
しっかりとした理由がないのに処分費用が安いというのは
「不法投棄」や「廃棄物処理法違反」をされてしまう可能性があります。
また、業者選びの際に様々な業者を紹介しているポータルサイトで
探す方も多いかと思います。
ポータルサイトのメリットとしては、
しかし、デメリットとしては
- ポータルサイト運営側への紹介料が裏で発生している。
と、片付け費用とは別の料金が上乗せされてしまう事が多いです。
安い業者をお探しでしたら
トラブル回避のためにもしっかりと業者を見極めることが大切です。
ラスティックでは不用品と不要品もしっかり分別!
同じ読み方でも、全然意味の違う「ふようひん」。
これを分別するだけで処分費を安くする事が可能になります!
※「不用品」 壊れてしまい使えないモノ
※「不要品」 使えるけど必要でないモノ
買取りもさせていただきます!
古物商全13種の許可を取得しております。
骨董品や貴金属やブランド品だけでなく
車なども買い取り可能となっておりますので、
お片付けの際に不要となってしまっているモノがございましたら
お申し付けください!
行政関係・士業関係からのご依頼も多数!
岡山市役所、倉敷市役所、赤磐市役所、津山市役所、
備前市役所、和気町役場などの行政関係を始め、
司法書士、行政書士、弁護士などの士業関係の方々からの
ご相談・ご依頼も多くいただいております。
やはり、行政関係や士業関係の方々からのご相談としては
生活保護世帯でお困りの方への対応や、
夜逃げやゴミ屋敷などで困っている方々のご相談が多いです。
- 作業前、作業中、作業後の近隣への配慮
- 遺品整理総合相談窓口という国の許認可を受けた組合の代表理事を務める
において、岡山県内でも高評価をいただいておりますので
安心して任せても大丈夫な業者として
様々な方からのご依頼をいただいております。
掃除に関してもハウスクリーニング業者に負けません!
ラスティックでは特殊清掃も行っております。
特殊清掃では、血液や体液の除去・清掃だけではなく
ゴミ屋敷清掃も承っております。
ゴミ屋敷の清掃に関しましては、ゴミの下に
想像以上の汚れが蓄積されています。
「カビ」「油」「食べ物」「飲み物」「ネズミ等の糞」「虫の死骸」
など、様々なモノがこびりついてしまっている状態になっています。
これらを完全に除去するには
多くの実績と知識、用途に応じた薬剤や機材の使い分け
がカギになってきます。
このような汚れにも普段から対応しておりますので
一般家庭での汚れも簡単に綺麗にすることが可能です。
その他にもエアコンクリーニングや換気扇の掃除
家の周りの草刈り除草作業など
様々な事に対応いたします!!
片付け、掃除を業者にお願いしたいと考えておられる方がおられましたら
ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせいただければと思います。
ラスティック東日本のHPができました!
静岡県浜松市でカビ臭の強いキッチンクリーニング
今回は静岡県浜松市のキッチン清掃と家財整理のご依頼でした。
キッチンは梅干し・焼きおにぎりのような生活臭・カビの臭いなどが漂ってっていました。キッチンは油汚れがひどくガス台周りはベトベトに油が付着していました。
家財整理、分別作業と瓶や缶の中身だし
最初にキッチンの家財やゴミ分別を浜松市のゴミの処分方法に照らし合わせて、瓶、缶、陶器、鉄、プラスティック、粗大ごみ、小型家電、燃えるゴミに分別して片付けていきました。
中身が入っている物は出して処分、ガスの入っているものは専ら物として持って帰り、底に穴をあけて分別いたしました。
台所、油汚れの洗浄
油汚れがひどい時には、バケツヒーターを使用して、水の温度を30度程度に上げてアルカリ洗剤の洗浄効果を高め綺麗にします。
水の温度を上げたことで、力を入れずに換気扇が綺麗になりました。
壁のタイルの酷い部分もスチーマーなどを用い100度の熱で温めて洗浄し綺麗に致しました。
カビ除去作業とオゾンによる除菌
カビ取り剤を使用して、黒カビ部分のカビを殺菌し薬剤洗いをした後に、オゾン燻蒸による除菌と脱臭作業を致しました。
オゾンによる酸素原子が近くにあるウイルスや菌など別の物質と強く結びつくことで(酸化)破壊、分解する性質があります。
その際、ウイルスの増殖を司る核や、悪臭の元となる分子を破壊する為、より効果の高い除菌・脱臭効果があることが実証されています。
翌日もう一度カビ取り剤と、水拭き清掃により壁も床も綺麗になりました。
キッチンの清掃と家財の片付け完了
キッチンの清掃と、家財の片付けが終わりまして作業は完了致しました。焼きおにぎりのような生活臭とカビの臭気も無くなりまして納品いたしました。
家財整理・清掃・カビ取り・脱臭作業のご依頼は、お気軽に株式会社ラスティックまでご相談ください。
関東全域・神奈川県・横浜市・静岡県(御殿場市・沼津市・三島市・富士市・島田市・浜松市)愛知県・関西・岡山県・広島県・山口県・愛媛県・高知県・徳島県・香川県など「全国対応」いたします。
岡山県ではまだまだ認識されていない「遺品整理」
遺品整理とはなにか
様々な正解・解釈があると思います。筆者としては、故人様の想いや資産を「受け継ぐ」ことと思っております。
この受け継ぐ事の大切さが岡山県ではまだまだ認識されていないのかなと感じています。
よくあるご相談の一つに「父母(祖父母)が亡くなり実家が空き家になっているので、中の物は要らないから全て処分して欲しい」というものです。
勿論、不用品としてゴミとして全ての処分は可能ではありますが、遺品整理を通じて様々な想いや物が出てくることがあります。私共はその受け継ぐものを見つけ、ご依頼者様に感動を届けることを目指して日々を過ごしています。
今回のブログは、そんな感動をお届けする事が出来た遺品整理をいくつかご紹介致します。
【倉敷市玉島】 ~愛犬たちのお骨を発見する事が出来ました~
ご依頼の連絡を頂いた際は、「空き家になってからもう10年以上経つが、その間実家には帰っておらず、ゴミ屋敷になっているので、何があるかも覚えていないから全て処分して欲しい」との事でした。
実際に作業をしていると、二階にペット用のケージや犬のえさ袋と併せ、多くの廃プラ系ゴミ・産廃系ゴミや粗大ゴミが散乱していました。この時点でペットを飼っていたんだろうなという推測が立つので、スタッフの間でも愛犬たちのお写真や犬用の服など何か想い出になるものがあるかもしれないから絶対探し出そう!という意識が芽生えていました。
そして、作業を進めていると、愛犬たちの写真こそ見つかりませんでしたが、家屋内外の至る所から愛犬たちのお骨を見つける事が出来ました。
階段下収納、トイレ、居間、押入れ、外にある犬小屋、衣装ケースの中、ゴミに埋もれていたりと合計8柱の愛犬たちが様々な場所でご主人の帰りを待っていたのです。
8柱揃ってお客様に手渡しをさせて頂きました。お客様からは、感嘆の声と「本当にありがとうございます。今の今まで大切な家族がいる事を忘れていました。大切に致します。」とのお言葉を頂きました。
愛犬たちも長い間、寂しかったであろうと思います。ただ、これからはお客様のもとで楽しく過ごせる事を思うと、スタッフ一同これからも感動を届けるために頑張っていこうと思うのでした。
詳細な内容は以下の過去ブログにて掲載しております。是非、ご覧頂けましたらと思います。
【岡山市中区西大寺】 ~賃貸物件をしっかり清掃、新しい遺品整理の形~
こちらは西大寺にある賃貸物件でのご依頼となります。
ご連絡を頂いた際には、「物が多く残っており、処分をお願いしたい、その後、賃貸契約の解約を視野に入れています。」と仰られていました。3年ほど室内に入っていないとの事で、伺った際には埃っぽい臭いが充満していました。
今回はお客様も同時にお持ち帰りになられる品を探したいとのご希望で、私共の作業と並行して進める事になりました。
押入れの中や各ケースの中など様々な箇所・隙間を探し、実印や証書などを見つける事ができました。
また。今回は事前にお客様から、賃貸物件をお返しする事を聞いておりましたので、清掃にも力を入れさせて頂きました。消臭・脱臭についてもぬかりなく施工致しました。
ラスティックではオゾン脱臭機よる消臭・脱臭も可能ですので、今回は清掃作業終了後に約一時間ほど施工させて頂き、埃っぽい臭いやカビ臭さをしっかり取り除いております。
作業後、幾日か経った頃、お客様から直接お電話を頂きました。
「とても綺麗に整理・清掃をして下さってありがとうございました。父母も綺麗になって喜んでいると思います。室内がとても綺麗になったので、私の仕事がよく夜遅くなる事があるのでその際に寝泊まりする用にこのまま借り続ける事になりました。父母を身近に感じれるので、私も嬉しい限りです。」
とても気持ちのこもった暖かい言葉でした。お客様のお力になれて本当に良かったと思います。想い出の品などを見つける事は出来ませんでしたが、スタッフ一同しっかりと清掃を行った結果、思わぬ感動をお客様へお届けする事が出来ました。こういった出来事も遺品整理の新しい形なのかなと感じております。
以下が公開してあるブログになります。
遺品整理をすることで、想いに変化が
上で紹介した二つの件ですが、遺品整理を通じてご依頼時の気持ちと作業後の気持ちに変化がある事が分かります。
もし、これを不用品として、ゴミとして処分していたら、この気持ちの変化はなかったことでしょう。遺品整理とは、故人様の物を整理するだけではなく、今を生きるご家族様のこれからのためでもあるのです。
勿論、見つかった実印や証書、貴金属類、金銭等は実利のあるものとして、ご家族のこれからに役に立つものですし、そこには故人様の健やかに生きて欲しいという願いもこもっています。
しかし、これらはきっちりと遺品整理をしないと決して見つかるものではありません。知らず知らずのうちに、故人様の遺品を捨ててしまっていることがよくあるのです。
こちらのブログでは整理作業中に発見されないまま、ゴミ処理場で見つかる金銭類の多さをピックアップしているブログになります。
遺品整理と向き合う事は、故人様とご家族様との対話です。
遺品整理は上でも述べましたが、百人百通りで様々な形があります。そして、その一つ一つが本当に大切なものであり、想い出であります。
これらを探し出し、お客様へ感動をお届けする事はある意味、故人様とご家族様を近くに引き合わせて対話を楽しんでいただく、これに尽きるとスタッフ一同思っております。
特に、お写真や衣服・装飾物などをお渡しした際は、「懐かしい」「あ、あの時の!」といったお声をよく聞きます。故人様もお喜びのことと思います。
こういった感動をしっかりとお客様へお届けする事で、ご家族が受け継ぐことができ、想いを語り、次の世代へと繋がっていくのです。
ラスティックでは遺品整理を通じて、お客様に故人様と対話して頂くため、そしてその想いを受け継いで頂くためのサポートをさせて頂いております。
まだまだ遺品整理という言葉自体が浸透していない岡山県ではありますが、こういった情報発信をすることで少しでも様々な方の琴線に触れる事が出来たらと思っております。
遺品整理についてのご相談はいつでもお気軽にご連絡ください。
(株)ラスティック 板田 慶紀
除菌清掃状況が分かるチェッカー
を使用しています。
ラスティックでは清掃状況が測定出来るチェッカー「ルミテスター」を使用しております。
このチェッカーでは、対象物の清掃状況(汚れ具合)が測定出来ます。
菌や食品などの有機物の付着物を検査して、その残量を測定して数値化します。これにより、清掃状況の「見える化」が実現可能となります。
数値として見える事でその後の清掃についてどのようにしていくかが検討出来るようになります。
テスト、スタート!
会社にある実験室にて出入り口のドアノブでテストを実施しました。
普段から使用している出入り口ではありますが、その数値は果たして・・
検査キット用の専用綿棒でドアノブを擦っていきます。
検査結果は、「901」
基準値1:合格ラインは、「500」。
今回のテストで出た数値は「901」です。
基準値2:要注意ラインの「1,000」に非常に近い数字であり、
結果も「要注意」でした。
清掃・除菌後に再テスト
薬剤を使用し、ドアノブを拭き取りました。
除菌・清掃後の数値がどうなるかに期待がかかります。
再検査の結果は、なんと驚異の「20」!!
しっかりと清掃の効果があらわれました。
基準値1:合格ラインの「500」と比べて、「20」まで数値を下げる事が出来たので無事、合格判定となることが出来ました。
これは、何の薬剤をどのように使用すれば良いかなど、様々な問題があります。
むやみやたらに薬剤なら何でもいい、どのように使用しても良い、とお考えの
方もいらっしゃいますが、全ては上記写真のように答えが数字として出ますので
騙しは効きません。
これからは業者も的確に答えられなければなりません。
まだまだ機材に負けている企業も非常に多い中ラスティックはこのように
自社実験室にて研究を積み重ねています。
今後、活躍が期待される場所
・「保育園」や「幼稚園」
幼児などの小さい子が多い施設では、例えば玩具や遊具・教室の掃除後など。
特に玩具については、小さい子ほど口に運びやすいので要注意ポイントです
ね!
・「飲食店」
飲食を提供する店舗においては掃除は特に大切です。
埃や菌などは「食中毒」の原因にもなりますし、清掃状況が分かるルミテス
ターはかなり活躍が期待出来ます!
・「医療現場」
医療現場においては、何よりも清潔さが求められます。清掃状況が測定できる
ルミテスターは大いに活躍できる事でしょう。新型コロナウイルス対策につい
てもしっかりとした除菌清掃を行う事が感染拡大防止につながります。
ラスティックでは今後もルミテスターを活用し、お客様に清掃状況の「見える化」をご提供させて頂きます。これによりラスティックの持つ技術力をさらにお客様に分かりやすく、しっかりとした正しい除菌清掃の知識や方法を広めていきます。
今後とも、ラスティックだからこそ出来る安心・安全をお客様にお届けできればと考えています。
株式会社ラスティック
施工部:板田慶紀
ゴミ屋敷の片付けと除菌・清掃をさせて頂きました!
本日は岡山県東区西大寺にてゴミ屋敷の片付けと除菌・清掃を実施してまいりました。
年末に向けて片付けや清掃のご依頼・ご相談が増えてきている地域の一つです。
年末年始の大片付けは一人では中々、骨が折れるものです。今回のご依頼も、新年から新しい気持ちで住んでいきたいとの思いからでした。
三年間分の想いを整理する
お客様が、三年前に就職して一人暮らしを始めたのは良いが、仕事とプライベートの両立が難しく、疲れもあり段々とゴミ捨てが億劫になってしまったという過去を教えてくださいました。
ラスティックではこういったご相談を多く受けておりますが、お客様の数だけ理由があり、様々なエピソードや想いがあります。ただ、片付けをするだけではなく、お客様の想いを大切にし、心の不安を取り除く事こそがラスティックの目指す目標です。
お部屋の片付け・大掃除!!
今回の大片付けは、コンビニで購入した弁当ガラやペットボトルが中心となっており、生活ごみが非常に多いという内容でした。
1Kのお部屋でしたが、足場を埋め尽くすぐらいの量が溜めこまれており、生ごみが腐敗した匂いが部屋から漏れ出ている状況でした。
たまったゴミがもたらす影響とは…
うず高く溜まったゴミは約1.8mほどまであり、その多さがうかがえます。
溜まったゴミは熱を持ちやすく、夏場ですと室内温度が急激に上昇し、熱中症の原因となる場合があります。事実、ゴミ屋敷になった後にその中で孤立死(孤独死)を遂げてしまう、という事が多々あります。
また、ゴミをためてしまうと害虫が発生し、病原菌をもたらす事によって、病気や体調不良の原因となってしまいます。
台所は食べものの残骸が放置されており、脂分が付着し茶色くなっている状態で、乾燥した付着物がこびり付いていました。シンク内も様々な生ものが付着・凝固しており、水が流れないようになっていました。ゴミがたまる事により設備や機器類にも不調が出るようになっていました。
トイレ前の通路は多くのペットボトルで足場もないくらいに埋め尽くされていました。まだ中身が入っているものもあり、床部分には漏れ出た飲料が固まってしまっている個所もありました。経年劣化や劣悪な環境により容器が破損し、内容物が漏れだす事はよくあります。片付ける際にも怪我の原因や作業の負担が増える事になるので作業員一同、気を付けながらすすめていきます。
自力での改善・清掃は非常に難しい
部屋の一角にあるテレビ。この前だけゴミが少なくなっており、この僅かなスペースで生活を送っていたとの事です。部屋に生ごみなどの腐敗臭が充満しており、ゴミで窓も開かない為、換気が出来ず空気が淀んでいる状況でした。
ゴミをためてしまう理由は100人100通りあります。
それぞれの理由が、私生活において複雑に絡み合い、ゴミ屋敷を作り上げてしまいます。根本的な理由の部分を取り除く事が出来れば改善される可能性はありますが、中々難しいものです。そこにゴミをためてしまうことで体調不良や病気がちになりやすく、気持ちがマイナス思考に陥ってしまいます。
そして一度入ってしまった負のループから抜け出す事は容易ではありません。
ごみの中から出てくるものとは
通路にある弁当がらやペットボトルを片付けていき、やっと床が見えました。
ゴミが片付いたことにより、窓が開くようになりました。
これにより換気が出来るようになったおかげで、室内の淀んだ空気が少しずつ澄んでいくのを感じました。
破損した容器から漏れ出た液体がコンセント付近に付着しています。ショートや破損の原因にもなり、二次災害で火災が起きる恐れもあります。
室内のゴミを八割ほど取り除き、床の大部分が見えるようになりました。
多くの内容物が漏れ出しており、床がゴミと液体が混ざったような付着物で覆われていました。
床からは大量の硬貨が出てきました。既に錆びている硬貨もあり、三年間分の歴史が見て取れます。恐らくですが、食べ物を購入しお釣りを受け取ったままゴミと一緒に放置していたのではないかと思います。片付けをしながら、見つける度に集め、お客様に全てお渡しさせて頂きました。
作業前 作業後
最後に
今回の作業はお客様ご本人からのご依頼でしたが、ゴミ屋敷についての相談は不動産会社様や家主様からもあり、しっかりとした対応を行う事が大切です。
不動産会社様ですと、家主さまからの信頼度が上がり、管理会社としての株も上がります。
家主様からですと、原状回復により空き家の発生を防ぐ事が出来て、継続的に安定収入を得る事が出来ます。
どちらの場合もお客様からの信頼を得る事に繋がり、会社・家主様の利益になることで、仕事終わりの飲み会やプチ贅沢な外食などが出来るような機会もある事でしょう。
株式会社Rustic 施工担当 板田 慶紀